研究領域 | ケモテクノロジーが拓くユビキチンニューフロンティア |
研究課題/領域番号 |
21H00292
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
複合領域
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研究機関 | 昭和大学 |
研究代表者 |
森戸 大介 昭和大学, 医学部, 講師 (20514251)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2022年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2021年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | ミステリン / RNF213 / もやもや病 / ユビキチン / ダイニン / 脂肪滴 |
研究開始時の研究の概要 |
代表者は脳血管疾患もやもや病の責任遺伝子としてミステリン(別名RNF213)の分子クローニングを行い(2011)、ミステリンタンパク質の運動性ATPアーゼ活性およびタンパク質ユビキチン化活性の証明(2011, 2014)、生理機能の解明(2015, 2017, 2019)、患者変異による機能異常の検出(2019)などについて世界にさきがけて行ってきた。本研究課題では前期に引き続き、ミステリンの複雑な酵素活性の様態と機能およびその異常による細胞・組織障害(主として血管障害)の実態について解明を進めると共に、ケモテクノロジーによる人工的制御を目指す。
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研究実績の概要 |
もやもや病は東アジアの子どもに多い脳血管疾患で、頭蓋内の限局された領域における進行性・両側性の動脈狭窄および脳血流低下、それにともなう側副血行路(もやもや血管)の形成とそこからの出血を主な特徴としている。病因、病変の形成プロセス、病変が脳底に限局される理由などいずれについても未解明であり、根治療法も確立していない。従来よりもやもや病の発病には民族性あるいは家族性の遺伝要因が寄与することが推定されてきたが、代表者はもやもや病の責任遺伝子としてミステリン(別名RNF213)の分子クローニングを自らの手によって行い(2011)、ミステリンタンパク質の運動性ATPアーゼ活性およびタンパク質ユビキチン化活性の証明(2011, 2014)、生理機能の解明(2015, 2017, 2019)、患者変異による機能異常の検出(2019)など、ミステリンの生理機能とその破綻についての理解を推し進めてきた。ミステリンにはダイニン様ATPアーゼ領域と2つのユビキチンリガーゼドメインが確認されており、本研究課題では前期に引き続いてミステリンのユビキチンリガーゼ活性を中心に、ミステリンの複雑な酵素活性の様態と機能の相関およびその異常による細胞・組織障害(主として血管障害)の実態とメカニズムの解明、ケモテクノロジーによる人工的制御法の開発に取り組んだ。今年度までに、ミステリンの特異なユビキチンリガーゼ活性を主軸とする自己制御メカニズムの詳細およびもやもや病発病の起点がこの自己制御の破綻である可能性について解明を進めることができた。引き続きケモテクノロジーによるこの起点の除去について検証を進めている。
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現在までの達成度 (段落) |
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
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