研究領域 | グリアデコーディング:脳-身体連関を規定するグリア情報の読み出しと理解 |
研究課題/領域番号 |
21H05608
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研究種目 |
学術変革領域研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
学術変革領域研究区分(Ⅲ)
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
安部 健太郎 東北大学, 生命科学研究科, 教授 (70462653)
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研究期間 (年度) |
2021-09-10 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
7,800千円 (直接経費: 6,000千円、間接経費: 1,800千円)
2022年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2021年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
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キーワード | 記憶形成 / 転写因子 / 可塑性 / グリア / 炎症 / 学習 |
研究開始時の研究の概要 |
グリアが脳の可塑的変化に関与す分子メカニズムの多くは不明である.本研究では,研究代表者によって開発された“脳内転写因子活性プロファイリング”を用い,マウス脳内の神経細胞およびグリア細胞での細胞内在の転写因子活性の変化を定量解析する.本研究期間では末梢の炎症が記憶形成へ及ぼす影響をモデルとし,病態に依存して活性が変動する脳内転写因子とその活性変化タイムコースを明らかにする.転写因子活性とトランスクリプトームの複合解析や,転写因子活性イメージング,うつ病モデルでの転写因子活性との比較から,病態が脳機能を障害する機構を明らかにし,転写因子活性を人為的に操作することにより脳機能への介入を目指す.
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研究実績の概要 |
近年,グリアが脳の可塑的変化に寄与することが明らかになってきているが,その分子メカニズムの多くは不明である.また,炎症やうつ病などの病態に関連してグリアの状態の変化が起きることが知られている.このような細胞機能や発達・病態に伴う変化の背景には,細胞の状態を規定する遺伝子発現状態の長期的な変化がある.遺伝子発現を制御する転写因子は細胞の状態を司る「かなめ」であり,細胞機能の遂行や病態の進行過程には,転写因子の活性のダイナミックな変化および慢性的な活性変化があると考えられる.本研究では研究代表者によって近年開発された“脳内転写因子活性プロファイリング”により,神経細胞およびグリア細胞での学習や病態に伴う細胞内在の転写因子活性の変化を定量解析する.病態に依存して活性が変動する転写因子を明らかにした上で,それらを人為的に操作することによる脳機能への介入を目指す. 本年度,マウス生体脳内の特定の細胞集団の内在転写因子活性を細胞腫特異的に定量評価することを可能にする実験技術を確立しその詳細を発表した (Yamamoto and Abe STAR Protocols 2022)。この手法を用いて,マウス生体内において炎症に依存して引き起こされる多数の転写因子の活性変化をアストロサイトおよび神経細胞で測定した。
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現在までの達成度 (段落) |
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
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