研究領域 | グリアデコーディング:脳-身体連関を規定するグリア情報の読み出しと理解 |
研究課題/領域番号 |
21H05639
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研究種目 |
学術変革領域研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
学術変革領域研究区分(Ⅲ)
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研究機関 | 生理学研究所 |
研究代表者 |
堀内 浩 生理学研究所, 基盤神経科学研究領域, 特別訪問研究員 (60760733)
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研究期間 (年度) |
2021-09-10 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
7,800千円 (直接経費: 6,000千円、間接経費: 1,800千円)
2022年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2021年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
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キーワード | ミクログリア / アクアポリン / アストロサイト / 神経細胞 / 生体2光子イメージング |
研究開始時の研究の概要 |
アストロサイトが持つ水チャネルを介して血管周囲腔から脳実質へ水が流入する。これは蓄積した老廃物の除去に重要であると考えられているが、この機構におけるミクログリアの役割はわかっていない。本研究では、ミクログリアの形態・動態・活動様式の時空間的な読み出しによって水の吸収や流動に対する応答性を捉えながら、同機構におけるミクログリアの生理的な役割を明らかにする。
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研究実績の概要 |
脳内免疫細胞であるミクログリアは、複雑に分岐した突起を活発に動かし、周辺環境に接触しながら脳細胞の活動状態を監視・調節している。睡眠中あるいは脳虚血やてんかんといった病態においては、アストロサイトが持つ水チャネルAQP4を介して血管周囲腔から脳実質へ水が流入する。ミクログリアは脳内の周辺環境変化に最も俊敏に応答する細胞であるため、この水の流入や流動性の強化に応答することで、重要な機能を果たしていると考えられるが、その役割はわかっていない。本研究では、生体2光子イメージングによってミクログリアの形態や活動を指標とし、薬理的・遺伝化学的なアプローチによって水の流入に対するミクログリアの応答性を調べることで水の吸収や流動に対するミクログリアの機能を明らかにする。今年度はAQP4を薬理的に制御することによって、それに対するミクログリアの応答性を示した。
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現在までの達成度 (段落) |
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
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