研究領域 | 実世界の奥深い質感情報の分析と生成 |
研究課題/領域番号 |
21H05798
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研究種目 |
学術変革領域研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
学術変革領域研究区分(Ⅳ)
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
平木 剛史 筑波大学, 図書館情報メディア系, 助教 (40831326)
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研究期間 (年度) |
2021-09-10 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
7,800千円 (直接経費: 6,000千円、間接経費: 1,800千円)
2022年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2021年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
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キーワード | 質感操作 / プロジェクションマッピング / ソフトロボティクス / クロミックインク / 相転移アクチュエータ / 液晶エラストマー / 拡張現実感 / ソフトロボット |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では、映像の重畳と同時に、その投影光によって実物体の形状・反射特性を協調して制御することで、現実拡張型の質感操作技術を構築する。 具体的には、反射特性や形状の変化が可能な投影対象の実物体と、これを投影光で制御可能なプロジェクタの双方の設計論を構築することで、従来の映像に依存した視覚的質感表現から脱却した映像と投影対象の実物体が相補的に機能する質感操作技術を開拓する。
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研究実績の概要 |
本研究では、投影光によって実物の反射特性・形状を制御する現実拡張型の質感操作技術を構築することを目的とする研究を実施した。 具体的に、反射特性の制御については、外部刺激で色が変化するクロミックインクを塗布した投影対象に対し、紫外線パターンを可視映像に重畳して投影することで高コントラスト投影を実現した。 形状の制御については、液相-気相転移アクチュエータアレイを作成し、CO2レーザー走査による赤外熱投影によってそれらの変形を空間的に制御する枠組みを構築した。 さらに形状の制御に関して、領域内共同研究により加熱により液晶構造が変わり収縮する柔軟素材である液晶エラストマー素材を、熱投影により自在に変形させる技術開発にも取り組んだ。 これらの成果は、従来の映像に依存した視覚的質感表現より自由度の高い質感操作を実現する上で重要な設計指針を与えるものである。
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現在までの達成度 (段落) |
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
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