研究領域 | 実世界の奥深い質感情報の分析と生成 |
研究課題/領域番号 |
21H05837
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研究種目 |
学術変革領域研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
学術変革領域研究区分(Ⅳ)
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研究機関 | 長崎大学 (2022) 国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター (2021) |
研究代表者 |
熊崎 博一 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(医学系), 教授 (70445336)
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研究期間 (年度) |
2021-09-10 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
7,800千円 (直接経費: 6,000千円、間接経費: 1,800千円)
2022年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2021年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
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キーワード | 自閉スペクトラム症 / 質感 / 馴化 / GAN / 感覚過敏 / 低反応 / 多様性 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では自閉スペクトラム症児の感覚入力と情動の関係から、深奥質感認識に影響を与える個人の因子を同定する。それにより、深奥質感認識の個人差に影響する因子を同定することが目的となる。被験者として自閉スペクトラム症児、健常児を募集する。応募者らが開発中の、多次元の変数に応じて見た目を精密かつ段階的にコントロールした視覚入力刺激を提示した際の被験者の情動を総合的に評価する。
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研究実績の概要 |
78枚の目玉焼き画像について自閉スペクトラム症者、定型発達者に見ていただき、好悪について評価した。自閉スペクトラム症者が好む目玉焼き、定型発達者が好む目玉焼きに分けた。そのうえで、自閉スペクトラム症者が好む目玉焼きと年齢、性別、IQ、自閉症重症度との関係、自閉スペクトラム症者が苦手な目玉焼きと年齢、性別、IQ、自閉症重症度との関係についてその相関関係を分析した。またGANを用いて任意の質感を表現できる目玉焼きを作成した。方法としてはVAEにより得られる特徴空間を分析した。得られた潜在空間に対して主成分分析を行い,目玉焼きの特徴を表現する潜在空間が得られているか確認した。 そのうえで、特徴空間をPCAし、主成分を取得した。第一主成分として、黄身の色、大きさ、第二主成分として、黄身の位置、第三主成分として、白身の広がり、第4主成分として、白身の気泡、第5主成分として焦げが候補として考えられた。また被験者へのインタビュー調査の結果から、現在までに目玉焼きをどの程度食べているかは目玉焼きの好みと関係が深いことが示唆された。また自閉スペクトラム症者、定型発達症者との間の好みの差については、馴化が影響している可能性が示唆された。自閉スペクトラム症者では定型発達症者と比較して馴化が苦手であり、一度苦手と思った目玉焼きになれるまでに時間を要することが示唆された。今後の課題として目玉焼きの好みと馴化の関係性についての検討が課題となった。
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現在までの達成度 (段落) |
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
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