研究領域 | 社会変革の源泉となる革新的アルゴリズム基盤の創出と体系化 |
研究課題/領域番号 |
21H05848
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研究種目 |
学術変革領域研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
学術変革領域研究区分(Ⅳ)
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研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
塩浦 昭義 東京工業大学, 工学院, 教授 (10296882)
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研究期間 (年度) |
2021-09-10 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2022年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2021年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 離散凸解析 / 最適化 / オークション / アルゴリズム |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では,プロダクトミックス(product-mix)オークションと呼ばれる,新しいオークションの枠組みに注目する.このオークションの最大の特徴は,入札言語として重み付き評価値ベクトルの集合を用いる点である.この入札言語を用いた表現は,入札者にとって直観的に分かりやすく,このオークションの大きな利点となっている.このオークションは性能が高く,現実社会で活用されているが,計算量が膨大なため,現時点で扱われるオークションの規模は小さい.このオークションの適用範囲を拡大するため,本研究ではオークションに関する幾つかの計算問題に対する効率的なアルゴリズムの構築を目指す.
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研究実績の概要 |
昨年度に引き続き,本年度も「入札者の代替的評価関数を正確に表現する重み付き評価値ベクトル集合を求める」という課題に取り組んだ.特に,正の重み付き評価値ベクトルのみで表現可能な評価関数のクラスに注目し,財が2つのみの場合に注目して研究をすすめ,そのような評価関数に対する多面体構造とアルゴリズムの研究のまとめを行った.また,その成果を幾つかの学会・研究会等で発表し,他の研究者から有用なコメントを得ることができた.本研究においては,正の重み付き評価値ベクトルのみで表現可能な評価関数に対して,その表現方法を求めることに注目していたが,表現不可能な評価関数に対して,今回注目したクラスの評価関数を用いて近似的に表現することは可能か,という課題にも取り組みたい.これにより,扱う問題をより現実的な設定に近づけられると考えている.現時点ではまだ検討中であり,特記すべき結果は得られていないが,今後継続して取り組んでいく予定である.また,これまでは財の数が2個の場合に限定して議論を進めてきたが,財の数がより多い場合についても検討を進める予定である.
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現在までの達成度 (段落) |
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
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