研究領域 | 配位プログラミング ― 分子超構造体の科学と化学素子の創製 |
研究課題/領域番号 |
22108517
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
理工系
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
藤内 謙光 大阪大学, 大学院・工学研究科, 准教授 (30346184)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
5,720千円 (直接経費: 4,400千円、間接経費: 1,320千円)
2011年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2010年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | 超分子化学 / 発光材料 / 超分子クラスター / 結晶工学 / スルホン酸アミン塩 / 多孔質構造 / 固体蛍光 / 階層構造 |
研究概要 |
本研究では、機能性有機分子と金属からなる配位錯体により階層的に超分子クラスターを作成する。さらにクラスターを自律プログラムに従い組み上げることにより超構造体を構築して、非共有結合性の機能性多孔質材料を創製する。形成される特殊ナノ空間を用い、通常の環境下では有機無機複合材料が達成できない物性・機能を引き出すことを目的とする。上記目的を達成するため本年度は、以下の3項目を行った。 1.昨年に引き続き、多環式芳香族化合物に酸性基を導入した機能団分子を合成した。ジクロロアントラセンスルホン酸の位置異性体、アントラセンジスルホン酸誘導体を合成した。得られた機能団分子をトリフェニルメチルアミンと組み合わせて、超分子クラスターを作成した。 2.良好な結晶を作成し、単結晶X線構造解析により超分子集合を明らかにした。放射光施設SPring8(ビームラインBL38B1およびBL19B2)を利用し、研究室では測定が困難な極めて小さな結晶の構造解析にも成功した。多くの組み合わせから超分子クラスターが形成していることが明らかとなった。超分子クラスターは階層的に集積し、多孔質構造を構築していることが明らかとなった。 3.得られた多孔質構造に様々なVOC(揮発性有機化合物)を取り込ませ、取り込んだ物質に応じた発光挙動を調査したところ、VOCに応じて発光色は青色から黄色までシフトすることがわかった。これにより、この物質を用いれば化学刺激応答的な光電素子を構築することができる。
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