研究領域 | マルチモードオートファジー:多彩な経路と選択性が織り成す自己分解系の理解 |
研究課題/領域番号 |
22H04642
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
生物系
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研究機関 | 静岡大学 |
研究代表者 |
丑丸 敬史 静岡大学, 理学部, 教授 (50262788)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
10,010千円 (直接経費: 7,700千円、間接経費: 2,310千円)
2023年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2022年度: 5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
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キーワード | オートファジー / ヌクレオファジー / ミクロオートファジー / ミクロヌクレオファジー / 核小体リモデリング / TORC1 / ラパマイシン / 栄養源飢餓 / rDNA / 核小体 / ESCRT / 染色体 / NVJ |
研究開始時の研究の概要 |
出芽酵母が栄養源飢餓に陥ると、核が液胞に接している部分NVJで陥没し、ミクロヌクレオファジー(核を分解するオートファジーの一種)により、核の一部である核小体タンパク質が分解される。その一方で、核小体内部にあるrDNA (rRNA遺伝子)領域を含め染色体は分解されない。研究代表者は、核小体タンパク質がNVJ部位に近づく一方で、rDNAはNVJから遠ざかることを見出した。本研究ではこの核(分解される側)と液胞(分解する側)の協調的な機構の解明を行う。
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研究実績の概要 |
(1)出芽酵母の液胞は核と膜どうしでNVJと呼ばれるコンタクトサイトで通常から接しているが、栄養源飢餓になるとNVJが液胞内へと陥入しミクロヌクレオファジーが起こる。NVJに局在するタンパク質がこの現象に関与すると予想しこれを検証した結果、新たに5つの因子(論文投稿前のため因子の名称等は不記載)がミクロヌクレオファジーに関与することを突き止めた。さらに、その因子がミクロヌクレオファジーに連動して起こる核小体のリモデリング(rDNA凝縮、rDNAのNVJからの隔離、核小体タンパク質のNVJへの接近、rDNAと核小体タンパク質の解離)にも関与することを見出した。それらの因子の中には、ミクロヌクレオファジー(ミクロオートファジーも含めて)の膜の変形に必要と考えられるもの、NVJのインテグリティに必要と考えられるもの、rDNA(rRNA遺伝子)の凝縮に必要な因子が含まれる。現在、それらの因子の作用機序を解析中である。以上の結果をまとめて論文に投稿予定である。 (2)ミクロオートファジーの過程でESCRT/Vps4複合体依存的な液胞の陥入が引き起こされるが、それがESCRTとVps4複合体だけで完結するのかどうかは不明である。我々は、ESCRTの下流もしくは、その機能発現に必要だと予想される因子を見出したため、現在解析中である(論文投稿前のため因子の名称等は不記載)。この因子がミクロヌクレオファジー、および核小体リモデリングにも関与するかどうかも現在、検証中である。以上の結果をまとめて論文に投稿予定である。
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現在までの達成度 (段落) |
令和5年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
令和5年度が最終年度であるため、記入しない。
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