研究領域 | 「生命金属科学」分野の創成による生体内金属動態の統合的研究 |
研究課題/領域番号 |
22H04807
|
研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
|
配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
複合領域
|
研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
菅野 里美 名古屋大学, 高等研究院, 准教授 (20586010)
|
研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2024-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
|
配分額 *注記 |
5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2023年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2022年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
|
キーワード | リン / リン応答 / イメージング / 元素 / リン酸 / 元素イメージング / 植物生理 / 植物栄養 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は、生組織へ投与した元素トレーサの取り込みと局在を解析するための高空間分解能イメージング実験系を整備し、さらに一細胞RNA転写リアルタイムイメージング技術と合わせることにより、生体組織中の元素の量的変動と遺伝子発現量変動を統合的に理解し植物組織の元素認識機構の理解につなげる知見を得るための研究である。
|
研究実績の概要 |
本計画では、生体内の元素の挙動を解析するため、放射性同位体核種をトレーサとして使用する。トレーサから放出される放射線の検出に際し、蛍光体(励起により蛍光を発光する特性を示す)により可視光へと変換し、高感度のCMOSカメラにより検出する検出系を基盤としている。本計画では、シンチレータとCMOSカメラの間にシンプルなレンズ系を入れることでレンズによるシグナルロスを抑えながら拡大し細胞レベルの分解能を持たせるため、レンズ系を組みトレーサの検出検証を行った。その結果、システムに使用していた蛍光体の方に空間分解能の向上を妨げる原因がある事が明らかとなった。そのため、シンチレータの種類について検討し直し、近年新しく開発されたGOSシンチレータを使用することとなった。GOSシンチレータをレンズ系に接続するための加工をオプトクラフト社と設計し加工した。本システムは、本計画に先行して進めていたレンズを使わない検出系と合わせて特許を出願した。
|
現在までの達成度 (段落) |
令和5年度が最終年度であるため、記入しない。
|
今後の研究の推進方策 |
令和5年度が最終年度であるため、記入しない。
|