極小空間の制御で切り拓く分離培養手法の革新：難培養・未知微生物の獲得

• 研究領域: 超地球生命体を解き明かすポストコッホ機能生態学
• 研究課題/領域番号: 22H04887
• 研究種目: 新学術領域研究(研究領域提案型)
• 配分区分: 補助金
• 審査区分: 複合領域
• 研究機関: 広島大学
• 研究代表者: 青井 議輝 広島大学, 統合生命科学研究科(先), 准教授 (40386636)
• 研究期間 (年度): 2022-04-01 – 2024-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2023年度)
• 配分額: 8,710千円 (直接経費: 6,700千円、間接経費: 2,010千円); 2023年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円); 2022年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
• キーワード: 難培養性微生物 / 分離培養 / 微小テクノロジー / ゲル微粒子 / 微生物間相互作用

研究開始時の研究の概要

環境中のほとんどの微生物は培養困難であることが知られており、コンセプトレベルでの新しい手法開発は極めて少ない。そこで本研究では新しいコンセプトに基づいた分離培養手法を開発すること、および実際に難培養性の未知微生物を獲得（分離培養）することを目的とする。具体的には，１）環境中に設置するだけで自動的に微生物を分離・培養するという全く新しい概念に基づく手法、および２）微生物間相互作用を促進することで非増殖状態の微生物の可培養化を実現する手法の開発、そして同手法を用いた難培養・未知微生物の獲得を実施する。最終的には、難培養性の未知微生物を高効率に獲得するための新しい分離培養戦略基盤の創出を目指す