研究領域 | ゆらぎの場としての水循環システムの動態的解明による水共生学の創生 |
研究課題/領域番号 |
22H05233
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研究種目 |
学術変革領域研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
学術変革領域研究区分(Ⅰ)
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
小谷 亜由美 名古屋大学, 生命農学研究科, 准教授 (80447242)
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研究期間 (年度) |
2022-06-16 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2023年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2022年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 水利用 / 植物利用 / 気候環境変動 / 生業 / 永久凍土 / 生態系利用 / 環境変動 / シベリア / 気候変動 |
研究開始時の研究の概要 |
環境変動下にある生態系の水・物質循環と人間活動の相互作用の理解を目的として、東シベリアの森林生態系の水域と草地を利用する生業を、生態系の水・物質循環の要素として再評価し、この地域に暮らす人々が水の過不足にどのように対応してきたかを明らかにする。人間活動に注目する人文社会科学と環境変動に注目する地球科学で得られた知見の統合を通して、地域環境を形成する水・物質循環として生業を理解することを目指す。
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研究実績の概要 |
本研究は、環境変動下にある生態系の水・物質循環と人間活動の相互作用の理解を目的として、東シベリアやモンゴルの森林・草原生態系を利用する生業において、水の過不足にどのように対応してきたかを明らかにすることを目指す。このために,人文社会科学と地球科学の異なる手法によるデータ,一般書や映像など多様な媒体を統合的に利用する方法を検討した。当初に計画していた共同研究機関や図書館などで文献資料等を入手することを目的とするロシア・ヤクーツクへの渡航は、依然として困難であることから、対象地域をシベリアを中心とした寒冷森林地域から森林及び永久凍土の南端地域(モンゴルの森林ステップ境界域)に広げた。 2023年度は,対照的な森林草原景観として東シベリア(中央ヤク-チア)とモンゴル(森林ステップ)において,自然利用(牧畜など生業)と水環境との関わりを比較した。いずれも年降水量が数100mmと少なく,その年変動が大きい内陸性気候であること,20世紀において社会システムの変化を経ていることの共通点がある。対象地域の森林-草地生態系と生業に関する文献等から植物・水利用に関する情報を収集・整理した。民族誌研究文献や統計データ、インターネットで利用可能なアーカイブサイト、現地で発行された一般向けの地理書や植物図鑑、百科事典、地図帳から、20世紀後半を中心に植物・水利用の季節変化に関する情報を収集した。対象地域の学術調査文献の情報を上記のような非学術情報で補うことで、2地域の生業における植物・水資源の確保について、気象・植生の季節変化、森林をはじめとする資源管理と利用、生業に関する年間作業、気象・水災害への対応を比較した。
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現在までの達成度 (段落) |
令和5年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
令和5年度が最終年度であるため、記入しない。
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