公募研究
学術変革領域研究(A)
ブルカノ式噴火は岩塊放出(Fast)で開始し,その後,短時間で火山灰放出(Slow)に移行することから,火山噴火のFast-to-Slowを理解に適した噴火である.数十秒の周期帯における地震動とインフラサウンドから火砕物の噴出率の推定手法を開発し,ブルカノ式噴火に適用する.他の噴火様式と合わせてシームレスに噴出率の議論が可能となり,様々な様式の噴火におけるSlow-to-Fastの理解が進むと期待される.