研究領域 | ジオラマ環境で覚醒する原生知能を定式化する細胞行動力学 |
研究課題/領域番号 |
22H05700
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研究種目 |
学術変革領域研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
学術変革領域研究区分(Ⅳ)
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研究機関 | 国立感染症研究所 |
研究代表者 |
永宗 喜三郎 国立感染症研究所, 寄生動物部, 室長 (90314418)
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研究期間 (年度) |
2022-06-16 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
5,720千円 (直接経費: 4,400千円、間接経費: 1,320千円)
2023年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2022年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | トキソプラズマ |
研究開始時の研究の概要 |
寄生生物が宿主環境へ適応する「原生知能」についてはほとんど明らかにな っていない。本申請により、寄生化における原生知能のうち、最も理解に欠けている、生体内で栄養やエネルギーを効率的に獲得する適応メカニズムについて能力を評価できるアッセ イ系、すなわち「ジオラマ環境」の確立を試みる。
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研究実績の概要 |
本研究ではまず、新たなリクルート因子候補として同定済みの2つの遺伝子産物が実際にリクルートに関与していることを、リバースジェネティクス的手法を用 いて明らかにする。これらの遺伝子は原虫の増殖に必須であることが示唆されているので、CHRISPR/CAS9系(mBio (2014), PLoS ONE (2014))を用いたノック ア ウト原虫の作製が不可能である可能性が高い。そこでこれらの遺伝子がノックアウトできなかった場合はテトラサイクリンを用いた発現制御系か、あるいは Destabilizing Domain(dd)の付与により Shield-1の有無で発現をコントロールできるコンディショナルノックアウトの系(Nat. Methods (2007))を用いて機能を 解析する。現在ノックアウト株の確立に必要なコンストラクションを作成し、原虫に導入後、ノックアウト原虫の選択を行っている最中である。一方、最近申請者らが分離した臨床分離株は、先天性トキソプラズマ症患者から分離されたにもかかわらず、マウスに対して病原性を示さなかった。本分離株に おいてリクルート因子のひとつであるROP39のSNPsを調べたところ、リファレンス株であるME49との差違は認められなかった。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
現在、ノックアウト原虫の確立を行っている最中であり、次年度に性状解析を行う予定である。
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今後の研究の推進方策 |
現在、ノックアウト原虫の確立を行っている最中であり、次年度に性状解析を行う予定である。
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