研究領域 | 生殖系列の世代サイクルとエピゲノムネットワーク |
研究課題/領域番号 |
23013011
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研究種目 |
特定領域研究
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
生物系
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研究機関 | 横浜国立大学 |
研究代表者 |
鈴木 敦 横浜国立大学, 工学研究院, 准教授 (60467058)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
6,400千円 (直接経費: 6,400千円)
2012年度: 3,200千円 (直接経費: 3,200千円)
2011年度: 3,200千円 (直接経費: 3,200千円)
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キーワード | 生殖細胞 / RNA |
研究概要 |
マウスNANOS2とNANOS3は同じファミリーに属する遺伝子であり、生殖細胞の発生に必須な役割を持つ。また、最近の研究により、NANOS2非存在下ではNANOS3の発現が上昇することによってその機能を補完していることが示唆されている。一方で、NANOSは3つのシステインと1つのヒスチジンに亜鉛イオンが配位したzinc finer motifを2つ連続して持ち、RNA結合タンパク質あると考えられている。実際、この連続した2つのzinc finger motifはin vitroにおいてRNAと非特異的に結合する能力を有することが明らかになっている。しかしながら、生体内における機能は未だに不明である。そこで、3つの内の一つのシステインをアラニンに変異させたNANOS2を発現するトランスジェニック・マウスを作製し、このトランスジーンを交配によってNanos2ノックアウトの遺伝的バックグラウンドに導入した。すると、NANOS3の発現上昇も起こらなかったことより、NANOS2とNANOS3のdouble loss-of-functionマウスが作製された。このマウスにおいては、Nanos2ノックアウトマウスよりもシビアな表現型が観察されたことから、NANOS3がNANOS2の機能の一部を担うことが示唆された。そこで、このシビアな表現型がNANOS3の消失によるのかを明らかにするため、Nanos2エンハンサーの下流でNANOS3を発現するトランスジェニック・マウスを作製し、このトランスジーンを交配によって上記のマウスに導入し、表現型のレスキューの有無を解析した。
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