研究領域 | 生殖系列の世代サイクルとエピゲノムネットワーク |
研究課題/領域番号 |
23013022
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研究種目 |
特定領域研究
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
生物系
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研究機関 | 長崎国際大学 |
研究代表者 |
田中 宏光 長崎国際大学, 薬学部, 准教授 (10263310)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
6,400千円 (直接経費: 6,400千円)
2012年度: 3,200千円 (直接経費: 3,200千円)
2011年度: 3,200千円 (直接経費: 3,200千円)
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キーワード | 精巣 / 精子 / 生殖細胞 / 分化 / 遺伝子 / 蛋白質 / 特異的 / 幹細胞 / 分化・発生 |
研究概要 |
生殖細胞特異的遺伝子群のクローニングと解析を行い、それら遺伝子の遺伝子欠失マウスを作成し、生殖細胞特異的遺伝子の特徴を捉え、生殖細胞の特質を明らかにしてきた。 本研究では、私たちが独自に解析を進めてきたGENA遺伝子(仮称)とその遺伝子欠失マウスの生殖細胞について詳細な解析を進めた。GENA遺伝子は、生殖幹細胞の核に特異的に発現する蛋白質をコードする遺伝子で、生殖細胞特異的な遺伝子発現に関与していることが明らかになった。GENA遺伝子は、精巣、卵巣において生殖幹細胞に強く発現する。また、F9,ES細胞のコロニーの一部やGS細胞においても発現が観察されることから、生殖細胞系列に重要な遺伝子であること予想された。今回作製したGENA遺伝子欠失マウスは、雄において精子形成不全を示し、無精子症になった。また、マウスの系統によっては、雌において卵形成においても異常が観察される。これらの結果から、GENA遺伝子は生殖細胞系列に重要な機能を果たしている新規の遺伝子であることが明らかになった。今後、詳細な解析を進め、これらの結果を国際専門誌に発表する予定である。さらに、私たちが独自に解析を進めてきたt-actin1、t-actin2、Haspin、遺伝子欠失マウスの作製を終えた。これら精子細胞特異的遺伝子の欠失マウスの解析により受精とその後の胚発生における精子タンパク質の役割が明らかになるものと考えている。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
1: 当初の計画以上に進展している
理由
特定領域班内の研究協力によって新規生殖細胞特異的遺伝子GENAの解析を発展させることができた。 今後もGENA遺伝子について解析を進める。
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