Ｐｒ内包カゴ状化合物で発現する超伝導と電子軌道自由度の相関

• 研究領域: 重い電子系の形成と秩序化
• 研究課題/領域番号: 23102718
• 研究種目: 新学術領域研究(研究領域提案型)
• 配分区分: 補助金
• 審査区分: 理工系
• 研究機関: 広島大学
• 研究代表者: 鬼丸 孝博 広島大学, 先端物質科学研究科, 准教授 (50444708)
• 研究期間 (年度): 2011-04-01 – 2013-03-31
• 研究課題ステータス: 完了 (2012年度)
• 配分額: 9,490千円 (直接経費: 7,300千円、間接経費: 2,190千円); 2012年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円); 2011年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
• キーワード: 超伝導 / 反強四極子秩序 / 構造相転移 / カゴ状構造 / カゴ状化合物

研究実績の概要

近年，カゴ状結晶構造をもつ化合物において，特異な超伝導状態や多彩な多極子物性，カゴ中の原子のラットリング振動などの，磁性とフォノン物性が融合した現象が注目されている。本研究では，4f電子を２個もつPrイオンを含む立方晶化合物PrT2Zn20 (T: 遷移金属)に着目し，研究を行ってきた。前年度はAFQ 秩序相内で超伝導を示すPrIr2Zn20のIrより価電子数が1つ少ないRhを含む PrRh2Zn20を作製し，AFQ秩序 と超伝導転移が同時に起こることを見出した。そこで本年度は，Rhをイオン半径に小さいCoで置換したPr(Rh1- xCox)2Zn20の試料作製と物性測定を行った。これまでにx≦0.9の系の試料作製に成功しており，x=0.9の格子定数はa=14.145(2) Aでありx=0と比べて0.9%小さくなる。磁気比熱の温度依存性において，10 K付近に現れるピークの高さはΓ3二重項-Γ4三重項の二準位モデルで再現できる。一方，0.05≦x≦0.9の系ではT3 Kでブロードな山が現れる。これは，Co置換によりPrを囲むZnのカゴが歪み，基底二重項の分裂幅がランダムに分布したためと考えられる。一方，超伝導転移温度TcはCo置換x=0.1でT0.045 Kへ低下することから，超伝導はCo置換により消失することが分かった。この結果は，四極子自由度の消失とともに超伝導状態が不安定になることを示唆する。一方，PrIr2Zn20のTQは加圧とともに上昇することから，四極子秩序は高圧下で安定する事が分かった。そのTQは1 GPa以上の圧力では飽和傾向を示す。また，国内外の測定グループに試料提供を行い，X線散乱，中性子散乱，μSR，NMR，超音波，ラマン散乱などの実験が進行中である。すでに多くの成果が得られており，そのいくつかについては原著論文として掲載された。

現在までの達成度 (段落)

24年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

24年度が最終年度であるため、記入しない。

研究成果

• [雑誌論文] Well-defined crystal field splitting schemes and non-Kramers doublet ground states of f electrons in PrT2Zn20 (T=Ir, Rh, and Ru) (2013)
  • 著者名/発表者名: K. Iwasa
  • 雑誌名: J. Phys. Soc. Jpn. 巻: 82 号: 4 ページ: 043707-043707
  • DOI: 10.7566/jpsj.82.043707
  • 査読あり
• [雑誌論文] Pressure effect on the ferromagnetism of an off-center rattling system Eu8Ga16Ge30 (2012)
  • 著者名/発表者名: K. Umeo
  • 雑誌名: J. Phys.: Conf. Ser. 巻: 391 ページ: 12075-12075
  • DOI: 10.1088/1742-6596/391/1/012075
  • 査読あり
• [雑誌論文] T-H Phase Diagram of PrPb3 in [001] and [110] Magnetic Field Directions (2012)
  • 著者名/発表者名: Y. Sato
  • 雑誌名: J. Phys.: Conf. Ser. 巻: 391 ページ: 012060-012060
  • DOI: 10.1088/1742-6596/391/1/012060
  • 査読あり
• [雑誌論文] Nonmagnetic Γ3 doublet ground state in a caged compound PrRh2Zn20 (2012)
  • 著者名/発表者名: N. Nagasawa
  • 雑誌名: J. Phys.: Conf. Ser. 巻: 391 ページ: 012051-012051
  • DOI: 10.1088/1742-6596/391/1/012051
  • 査読あり
• [雑誌論文] Ferromagnetic instability in a doped band gap semiconductor FeGa3 (2012)
  • 著者名/発表者名: K. Umeo
  • 雑誌名: Phys. Rev. B 巻: 86 号: 14 ページ: 144421-144421
  • DOI: 10.1103/physrevb.86.144421
  • 査読あり
• [雑誌論文] Determination of spin Hamiltonian in the Ni4 magnetic molecule (2012)
  • 著者名/発表者名: K. Iida
  • 雑誌名: Phys. Rev. B 巻: 86 号: 6
  • DOI: 10.1103/physrevb.86.064422
  • 査読あり
• [雑誌論文] Nonmagnetic ground states and phase transitions in the caged compounds PrT2Zn20 (T=Ru, Rh and Ir) (2012)
  • 著者名/発表者名: T. Onimaru
  • 雑誌名: J. Phys.: Cond. Matter 巻: 24 号: 29 ページ: 294207-294207
  • DOI: 10.1088/0953-8984/24/29/294207
  • 査読あり
• [雑誌論文] Multipole and superconducting state in PrIr2Zn20 probed by muon spin relaxation (2012)
  • 著者名/発表者名: W. Higemoto
  • 雑誌名: Phys. Rev. B 巻: 85 号: 23
  • DOI: 10.1103/physrevb.85.235152
  • 査読あり
• [雑誌論文] カゴ状化合物Pr1-2-20系における非クラマース二重項と多彩な相転移 (2012)
  • 著者名/発表者名: 鬼丸 孝博
  • 雑誌名: 固体物理 巻: 47 (11) ページ: 565-576
  • 査読あり
• [雑誌論文] NMR evidence of freezing of rattling motion in LaIr_2Zn_<20> and LaRu_2Zn_<20> (2012)
  • 著者名/発表者名: K.Asaki
  • 雑誌名: J.Phys.Soc.Jpn. 巻: 81 号: 2 ページ: 023711-023711
  • DOI: 10.1143/jpsj.81.023711
  • 査読あり
• [雑誌論文] マクロ測定から見た結晶場と多極子自由度～発展「四極子と超伝導の共存」 (2012)
  • 著者名/発表者名: 鬼丸孝博
  • 雑誌名: 物性研究 巻: 97(4) ページ: 764-790
• [雑誌論文] Off-center rattling and thermoelectric properties of type-II clathrate (K,Ba)_<24>(Ga,Sn,□)_<136> single crystals (2011)
  • 著者名/発表者名: S.Mano
  • 雑誌名: Phys.Rev.B 巻: 84 号: 21
  • DOI: 10.1103/physrevb.84.214101
  • 査読あり
• [雑誌論文] Antiferro-Quadrupolar Ordering at the Lowest Temperature and Anisotropic Magnetic Field-Temperature Phase Diagram in the Cage Compound PrIr_2Zn_<20> (2011)
  • 著者名/発表者名: Isao Ishii, Hitoshi Muneshige, Yasuhiko Suetomi, Takahiro K.Fujita, Takahiro Onimaru, Keisuke T.Matsumoto, Toshiro Takabatake, Koji Araki, Mitsuhiro Akatsu, Yuichi Nemoto, Terutaka Goto, Takashi Suzuki
  • 雑誌名: J.Phys.Soc.Jpn. 巻: 80 号: 9 ページ: 93601-93601
  • DOI: 10.1143/jpsj.80.093601
  • 査読あり
• [雑誌論文] High-Pressure Synthesis and Superconductivity of a New Binary Lanthanum Germanide LaGe3 with Triangular Ge3 Cluster Units (2011)
  • 著者名/発表者名: H.Fukuoka, K.Suekuni, T.Onimaru, K.Inumaru
  • 雑誌名: Inog.Chem. 巻: 50 号: 9 ページ: 3901-3906
  • DOI: 10.1021/ic102077k
  • 査読あり
• [雑誌論文] Magnetic and Transport Properties of ROs2Al10 (R=Pr, Nd, Sm, and Gd) (2011)
  • 著者名/発表者名: Y.Muro, J.Kajino, T.Onimaru, T.Takabatake
  • 雑誌名: J.Phys.Soc.Jpn. 巻: 80
  • 査読あり
• [雑誌論文] Raman scattering study of lattice dynamics in caged compounds (2011)
  • 著者名/発表者名: N.Ogita, T.Hasegawa, M.Udagawa, T.Onimaru, F.Iga, T.Takabatake, H.Sugawra, H.Sato
  • 雑誌名: J.Phys.Soc.Jpn. 巻: 80
  • 査読あり
• [雑誌論文] NMR studies of Ba8Ga16Sn30 clathrates (2011)
  • 著者名/発表者名: H.Tou, K.Sonoda, Y.Nishikawa, H.Kotegawa, H.Suekuni, T.Onimaru, T.Takabatake
  • 雑誌名: J.Phys.Soc.Jpn. 巻: 80
  • 査読あり
• [雑誌論文] Antiferroquadrupolar ordering in a Pr-based superconductor PrIr_2Zn_<20> (2011)
  • 著者名/発表者名: T.Onimaru
  • 雑誌名: Phys.Rev.Lett. 巻: 106 号: 17 ページ: 177001-177001
  • DOI: 10.1103/physrevlett.106.177001
  • 査読あり
• [学会発表] 非磁性基底二重項を持つPrT2Zn20 (T=Ru, Rh, Ir)における超伝導と反強四極子秩序，構造相転移 (2013)
  • 著者名/発表者名: 鬼丸孝博
  • 学会等名: 新学術領域研究「重い電子系の形成と秩序化」第４回研究会
  • 発表場所: 東京工業大学大岡山キャンパス
• [学会発表] PrIr2Zn20の磁場誘起相転移における弾性異常 (2013)
  • 著者名/発表者名: 石井勲
  • 学会等名: 日本物理学会第68回年次大会
  • 発表場所: 広島大学東広島キャンパス
• [学会発表] 非弾性X線散乱によるPrT2Zn20 (T=Ru, Ir)のフォノン分散測定 (2013)
  • 著者名/発表者名: 脇舎和平
  • 学会等名: 日本物理学会第68回年次大会
  • 発表場所: 広島大学東広島キャンパス
• [学会発表] Γ3基底二重項をもつ超伝導体PrRh2Zn20に対するCo置換効果 (2013)
  • 著者名/発表者名: 長澤直裕
  • 学会等名: 日本物理学会第68回年次大会
  • 発表場所: 広島大学東広島キャンパス
• [学会発表] PrT2Zn20 (T=Ru, Rh, Ir)の結晶場準位 (2013)
  • 著者名/発表者名: 小林拓希
  • 学会等名: 日本物理学会第68回年次大会
  • 発表場所: 広島大学東広島キャンパス
• [学会発表] 四極子秩序と超伝導が共存するPrIr2Zn20のLa置換効果 (2013)
  • 著者名/発表者名: 松本圭介
  • 学会等名: 日本物理学会第68回年次大会
  • 発表場所: 広島大学東広島キャンパス
• [学会発表] 擬カゴメ格子重い電子系YbAgGeのフラストレート磁気構造 (2013)
  • 著者名/発表者名: 梅尾和則
  • 学会等名: 日本物理学会第68回年次大会
  • 発表場所: 広島大学東広島キャンパス
• [学会発表] SQUID磁束計を用いた極低温磁化測定によるPrPb3四極子秩序構造の探究 (2013)
  • 著者名/発表者名: 佐藤由昌
  • 学会等名: 日本物理学会第68回年次大会
  • 発表場所: 広島大学東広島キャンパス
• [学会発表] カゴ状化合物PrRh2Zn20の非磁性基底二重項と低温相転移 (2012)
  • 著者名/発表者名: 鬼丸孝博, 長澤直裕, 松本圭介, 梅尾和則, 橘高俊一郎, 榊原俊郎, 高畠敏郎
  • 学会等名: 日本物理学会第67回年次大会
  • 発表場所: 関西学院大学西宮上ヶ原キャンパス
  • 年月日: 2012-03-26
• [学会発表] PrRh2Zn20の弾性率 (2012)
  • 著者名/発表者名: 石井勲, 宗重仁士, 上川修平, 末冨靖彦, 藤田貴弘, 鬼丸孝博, 長澤直裕, 高畠敏郎, 阿野元貴, 赤津光洋, 根本祐一, 後藤輝孝, 鈴木孝至
  • 学会等名: 日本物理学会第67回年次大会
  • 発表場所: 関西学院大学西宮上ヶ原キャンパス
  • 年月日: 2012-03-26
• [学会発表] PrRu2Zn20のラマン散乱III (2012)
  • 著者名/発表者名: 荻田典男, 長谷川巧, 宇田川眞行, 松本圭介, 鬼丸孝博, 高畠敏郎
  • 学会等名: 日本物理学会第67回年次大会
  • 発表場所: 関西学院大学西宮上ヶ原キャンパス
  • 年月日: 2012-03-25
• [学会発表] Pr内包カゴ状化合物PrOs2Zn20の低温相転移 (2012)
  • 著者名/発表者名: 脇舎和平, 長澤直裕, 松本圭介, 鬼丸孝博, 梅尾和則, 高畠敏郎
  • 学会等名: 日本物理学会第67回年次大会
  • 発表場所: 関西学院大学西宮上ヶ原キャンパス
  • 年月日: 2012-03-25
• [学会発表] Pr内包カゴ状化合物PrRh2Zn20の非磁性基底二重項と多極子秩序 (2012)
  • 著者名/発表者名: 長澤直裕, 松本圭介, 鬼丸孝博, 梅尾和則, 橘高俊一郎, 榊原俊郎, 高畠敏郎
  • 学会等名: 日本物理学会第67回年次大会
  • 発表場所: 関西学院大学西宮上ヶ原キャンパス
  • 年月日: 2012-03-25
• [学会発表] 希土類化合物の磁性と多極子に関する研究 (2012)
  • 著者名/発表者名: 鬼丸孝博
  • 学会等名: 日本物理学会第67回年次大会
  • 発表場所: 関西学院大学西宮上ヶ原キャンパス
  • 年月日: 2012-03-24
• [学会発表] クラスレート化合物における格子拡散ダイナミクス (2012)
  • 著者名/発表者名: 渡邉徹生, 山内崇弘, 守安毅, 岡村英一, 河本敏郎, 末國晃一郎, 鬼丸孝博, 高畠敏郎
  • 学会等名: 日本物理学会第67回年次大会
  • 発表場所: 関西学院大学西宮上ヶ原キャンパス
  • 年月日: 2012-03-24
• [学会発表] 非磁性二重項を持つPrT2Zn20(T=Ru,Rh,Ir)における多極子自由度と相転移 (2012)
  • 著者名/発表者名: 鬼丸孝博
  • 学会等名: 新学術領域研究「重い電子系の形成と秩序化」ワークショップ～超伝導、多極子の物理における最近の話題～
  • 発表場所: 東京大学物性研究所
  • 年月日: 2012-01-10
• [学会発表] 非磁性基底二重項を持つ立方晶PrT2Zn20 (T=Rh, Ir)の反強四極子秩序と四極子近藤効果 (2012)
  • 著者名/発表者名: 鬼丸孝博
  • 学会等名: 日本物理学会2012年秋季大会
  • 発表場所: 横浜国立大常盤台キャンパス
• [学会発表] PrIr2Zn20の極低温における熱輸送特性と磁場-温度相図 (2012)
  • 著者名/発表者名: 池浦徹
  • 学会等名: 日本物理学会2012年秋季大会
  • 発表場所: 横浜国立大常盤台キャンパス
• [学会発表] カゴ状化合物PrRu2Zn20の非弾性X線散乱 (2012)
  • 著者名/発表者名: 脇舎和平
  • 学会等名: 日本物理学会2012年秋季大会
  • 発表場所: 横浜国立大常盤台キャンパス
• [学会発表] Pr内包カゴ状化合物PrRh2Zn20のCo置換効果 (2012)
  • 著者名/発表者名: 長澤直裕
  • 学会等名: 日本物理学会2012年秋季大会
  • 発表場所: 横浜国立大常盤台キャンパス
• [学会発表] カゴ状化合物PrRh2Zn20の磁場中弾性率 (2012)
  • 著者名/発表者名: 宗重仁士
  • 学会等名: 日本物理学会2012年秋季大会
  • 発表場所: 横浜国立大常盤台キャンパス
• [学会発表] Pr内包カゴ状化合物PrRh2Zn20の構造相転移と超伝導転移に対する圧力効果 (2012)
  • 著者名/発表者名: 菅野雄介
  • 学会等名: 日本物理学会2012年秋季大会
  • 発表場所: 横浜国立大常盤台キャンパス
• [学会発表] PrPb3四極子秩序における磁場誘起多極子に起因した相転移現象 (2012)
  • 著者名/発表者名: 佐藤由昌
  • 学会等名: 日本物理学会2012年秋季大会
  • 発表場所: 横浜国立大常盤台キャンパス
• [学会発表] Pr内包カゴ状化合物rT2Zn20 (T=Ru, Rh, Os, Ir)の多極子自由度に起因する多彩な低温物性 (2012)
  • 著者名/発表者名: 鬼丸孝博
  • 学会等名: 新学術領域研究「重い電子系の形成と秩序化」ワークショップ
  • 発表場所: 首都大学東京南大沢キャンパス
• [学会発表] 4f2配位を持つPr金属間化合物における多極子自由度と多彩な基底状態 (2012)
  • 著者名/発表者名: 鬼丸孝博
  • 学会等名: ISSPワークショップ「強相関物質開発の最前線」
  • 発表場所: 東京大学柏キャンパス
• [学会発表] Superconducting, antiferroquadrupolar, and structural transitions in caged compounds PrT2Zn20 (T=Ru, Rh, and Ir) (2012)
  • 著者名/発表者名: T. Onimaru
  • 学会等名: The 19th International Conference on Magnetism (ICM) 2012
  • 発表場所: Bexco, Busan, Korea
  • 招待講演
• [学会発表] Pressure effect on the structural and superconducting transitions in a caged compound PrRh2Zn20 (2012)
  • 著者名/発表者名: Y. Sugano
  • 学会等名: The 19th International Conference on Magnetism (ICM) 2012
  • 発表場所: Bexco, Busan, Korea
• [学会発表] Anisotropic c-f hybridization in a Kondo semiconductor CeFe2Al10 (2012)
  • 著者名/発表者名: Y. Muro
  • 学会等名: The 19th International Conference on Magnetism (ICM) 2012
  • 発表場所: Bexco, Busan, Korea
• [学会発表] Multipolar phase transition of the 4f2 nonmagnetic doublet in a caged compound PrRh2Zn20 (2012)
  • 著者名/発表者名: N. Nagasawa
  • 学会等名: The 19th International Conference on Magnetism (ICM) 2012
  • 発表場所: Bexco, Busan, Korea
• [学会発表] Quadrupolar ordering in a caged compound PrOs2Zn20 (2012)
  • 著者名/発表者名: K. Wakiya
  • 学会等名: The 19th International Conference on Magnetism (ICM) 2012
  • 発表場所: Bexco, Busan, Korea
• [学会発表] Evidence of rattling transition in caged compounds LaRu2Zn20 and LaIr2Zn20: La-NMR studies (2012)
  • 著者名/発表者名: H. Tou
  • 学会等名: The 19th International Conference on Magnetism (ICM) 2012
  • 発表場所: Bexco, Busan, Korea
• [学会発表] Raman scattering spectra of PrRu2Zn20 (2012)
  • 著者名/発表者名: N. Ogita
  • 学会等名: The 19th International Conference on Magnetism (ICM) 2012
  • 発表場所: Bexco, Busan, Korea
• [学会発表] Superconducting, antiferroquadrupolar, and structural transitions in caged compounds PrT2Zn20 (T=Ru, Rh, and Ir) (2012)
  • 著者名/発表者名: T. Onimaru
  • 学会等名: 12th Japanese-German symposium: Emergent Phenomena in Novel Quantum Phases of Condensed Matter
  • 発表場所: Shuzenji, Japan
  • 招待講演
• [学会発表] クラスレートEu8Ga16Ge30の特異な強磁性に対するSi置換とキャリア制御の効果 (2011)
  • 著者名/発表者名: 鬼丸孝博
  • 学会等名: 磁性分光研究会"X線分光学による物質科学へのアプローチ
  • 発表場所: 京都大学化学研究所
  • 年月日: 2011-12-04
• [学会発表] Magnetic and Transport Properties of Pr-based Compounds PrT2Zn20 (T=Ru, Rh, and Ir) (2011)
  • 著者名/発表者名: T.Onimaru
  • 学会等名: TOKIMEKI2011
  • 発表場所: 大阪大学豊中キャンパス
  • 年月日: 2011-11-23
• [学会発表] Coexistence of superconductivity and antiferroquadrupole order in a 4f2 electron system (2011)
  • 著者名/発表者名: T.Onimaru
  • 学会等名: International Symposium on Superconductivity (ISS2011)
  • 発表場所: 船堀タワーホール(招待講演)
  • 年月日: 2011-10-25
• [学会発表] PrIr2Zn20の反強四極子秩序 (2011)
  • 著者名/発表者名: 石井勲, 宗重仁士, 末冨靖彦, 藤田貴弘, 鬼丸孝博, 松本圭介, 高畠敏郎, 荒木幸治, 赤津光洋, 根本祐一, 後藤輝孝, 鈴木孝至
  • 学会等名: 日本物理学会2011年秋季大会
  • 発表場所: 富山大学五福キャンパス
  • 年月日: 2011-09-24
• [学会発表] カゴ状化合物PrIr2Zn20の非磁性基底二重項と超伝導 (2011)
  • 著者名/発表者名: 鬼丸孝博, 長澤直裕, 松本圭介, 梅尾和則, 榊原俊郎, 柄木良友, 久保田実, 高畠敏郎
  • 学会等名: 日本物理学会2011年秋季大会
  • 発表場所: 富山大学五福キャンパス
  • 年月日: 2011-09-24
• [学会発表] μSR法によるPrIr2Zn20の多極子秩序と超伝導の研究II (2011)
  • 著者名/発表者名: 髭本亘, 伊藤孝, 二宮和彦, 大石一城, 鬼丸孝博, 松本圭介, 高畠敏郎
  • 学会等名: 日本物理学会2011年秋季大会
  • 発表場所: 富山大学五福キャンパス
  • 年月日: 2011-09-24
• [学会発表] 非磁性Γ3二重項をもつPrRh2Zn20の低温比熱 (2011)
  • 著者名/発表者名: 長澤直裕, 松本圭介, 鬼丸孝博, 梅尾和則, 橘高俊一郎, 榊原俊郎, 高畠敏郎
  • 学会等名: 日本物理学会2011年秋季大会
  • 発表場所: 富山大学五福キャンパス
  • 年月日: 2011-09-24
• [学会発表] 希土類内包カゴ状化合物RIr2Zn20(R=La,Pr)の構造,四極子,超伝導転移の圧力効果 (2011)
  • 著者名/発表者名: 大須賀崇, 梅尾和則, 村田睦拓, 鬼丸孝博, 長澤直裕, 松本圭介, 高畠敏郎
  • 学会等名: 日本物理学会2011年秋季大会
  • 発表場所: 富山大学五福キャンパス
  • 年月日: 2011-09-23
• [学会発表] 非磁性2重項基底状態Γ3をとるPr化合物における結晶場励起 (2011)
  • 著者名/発表者名: 鈴木博之, 寺田典樹, 鬼丸孝博, 金子耕士
  • 学会等名: 日本物理学会2011年秋季大会
  • 発表場所: 富山大学五福キャンパス
  • 年月日: 2011-09-23
• [学会発表] 単結晶PrPb3の磁場温度相図 (2011)
  • 著者名/発表者名: 牧山駿, 佐藤由昌, 稲垣祐次, 河江達也, 鬼丸孝博, 鈴木博之
  • 学会等名: 日本物理学会2011年秋季大会
  • 発表場所: 富山大学五福キャンパス
  • 年月日: 2011-09-23
• [学会発表] YbIn1-xCdxCu4の価数相転移に与えるCd置換効果II (2011)
  • 著者名/発表者名: 荘涛, 平岡耕一, 小島健一, 鬼丸孝博, 高畠敏郎
  • 学会等名: 日本物理学会2011年秋季大会
  • 発表場所: 富山大学五福キャンパス
  • 年月日: 2011-09-23
• [学会発表] 幾何学フラストレーションYbAgGeへの不純物効果と弾性特性 (2011)
  • 著者名/発表者名: 中西良樹, 小関玄, 小関実, 柏崎礼子, 出戸和久, 七宮史崇, 中村光輝, 吉澤正人, 久保博一, 梅尾和則, 高畠敏郎
  • 学会等名: 日本物理学会2011年秋季大会
  • 発表場所: 富山大学五福キャンパス
  • 年月日: 2011-09-23
• [学会発表] PrRu2Zn20のラマン散乱II (2011)
  • 著者名/発表者名: 荻田典男, 長谷川巧, 宇田川眞行, 松本圭介, 鬼丸孝博, 高畠敏郎
  • 学会等名: 日本物理学会2011年秋季大会
  • 発表場所: 富山大学五福キャンパス
  • 年月日: 2011-09-23
• [学会発表] 強磁性クラスレートEu8Ga16Ge30の特異な磁性の圧力効果:11 GPaまでの電気抵抗とホール効果,磁化測定 (2011)
  • 著者名/発表者名: 梅尾和則, 山根陽樹, M.A.Avila, 鬼丸孝博, 高畠敏郎
  • 学会等名: 日本物理学会2011年秋季大会
  • 発表場所: 富山大学五福キャンパス
  • 年月日: 2011-09-22
• [学会発表] ゲストサイトの分裂したII型クラスレート(K,Ba)24(Ga,Sn,Va)136の熱電物性 (2011)
  • 著者名/発表者名: 高畠敏郎, 間野覚文, 鬼丸孝博, 山中昭司
  • 学会等名: 日本物理学会2011年秋季大会
  • 発表場所: 富山大学五福キャンパス
  • 年月日: 2011-09-22
• [学会発表] クラスレート化合物Eu8Ga16Ge30における格子拡散ダイナミクス (2011)
  • 著者名/発表者名: 渡邉徹生, 山内崇弘, 守安毅, 岡村英一, 河本敏郎, 末國晃一郎, 鬼丸孝博, 高畠敏郎
  • 学会等名: 日本物理学会2011年秋季大会
  • 発表場所: 富山大学五福キャンパス
  • 年月日: 2011-09-22
• [学会発表] 単結晶PrPb3の磁場温度相図における結晶軸異方性 (2011)
  • 著者名/発表者名: 佐藤由昌, 牧山駿, 稲垣祐次, 河江達也, 鬼丸孝博, 鈴木博之
  • 学会等名: 日本物理学会2011年秋季大会
  • 発表場所: 富山大学五福キャンパス
  • 年月日: 2011-09-21
• [学会発表] Invited : Coexistence of Antiferroquadrupole Order and Superconductivity in a Caged Compound PrIr2Zn20 (2011)
  • 著者名/発表者名: T.Onimaru, K.Matsumoto, Y.F.Inoue, K.Umeo, Y.Karaki, M.Kubota, T.Sakakibara, T.Takabatake
  • 学会等名: International Conference on Strongly Correlated Electron Systems 2011
  • 発表場所: Cambridge, UK(招待講演)
  • 年月日: 2011-09-02
• [学会発表] Pressure Effect on the Ferromagnetism of an Off-Center Rattling System Eu8Ga16Ge30 (2011)
  • 著者名/発表者名: K.Umeo, H.Yamane, M.Avila, T.Onimaru, T.Takabatake
  • 学会等名: International Conference on Strongly Correlated Electron Systems 2011
  • 発表場所: Cambridge, UK
  • 年月日: 2011-09-02
• [学会発表] T-H Phase Diagram of PrPb3 in [001] and [110] Magnetic Field Directions (2011)
  • 著者名/発表者名: Y.Sato, S.Makiyama, H.Morodomi, Y.Inagaki, T.Kawae, H.Suzuki, T.Onimaru
  • 学会等名: International Conference on Strongly Correlated Electron Systems 2011
  • 発表場所: Cambridge, UK
  • 年月日: 2011-09-02
• [学会発表] Nonmagnetic Γ3 Doublet Ground State in a Caged Compound PrRh2Zn20 (2011)
  • 著者名/発表者名: N.Nagasawa, T.Onimaru, K.Matsumoto, K.Umeo, T.Takabatake
  • 学会等名: International Conference on Strongly Correlated Electron Systems 2011
  • 発表場所: Cambridge, UK
  • 年月日: 2011-08-31
• [学会発表] Pressure Effect on the Structural, Superconducting and Antiferroquadrupolar Transitions of Caged Compounds RIr2Zn20 (R=La, Pr) (2011)
  • 著者名/発表者名: T.Ohsuka, K.Umeo, N.Nagasawa, K.Matsumoto, T.Onimaru, T.Takabatake
  • 学会等名: International Conference on Strongly Correlated Electron Systems 2011
  • 発表場所: Cambridge, UK
  • 年月日: 2011-08-31
• [学会発表] Raman Scattering Spectra of Caged Compound PrRu2Zn20 (2011)
  • 著者名/発表者名: N.Ogita, T.Hasegawa, M.Udagawa, K.Matsumoto, T.Onimaru, T.Takabatake
  • 学会等名: International Conference on Strongly Correlated Electron Systems 2011
  • 発表場所: Cambridge, UK
  • 年月日: 2011-08-31
• [備考] 広島大学大学院先端物質科学研究科磁性物理学研究室
  • URL: http://home.hiroshima-u.ac.jp/adsmmag/