研究領域 | 半導体における動的相関電子系の光科学 |
研究課題/領域番号 |
23104707
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
理工系
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
清水 明 東京大学, 総合文化研究科, 教授 (10242033)
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研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2013-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2012年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2011年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | 光学応答 / 非平衡 / 統計力学 / 有効ハミルトニアン / 非線形光学応答 / 非平衡物理 / 強励起 / 光物性 / 分子動力学法 |
研究実績の概要 |
応募者らによる非平衡量子統計力学分野の一般論を、光科学で問題にする、動的なポンプ場で駆動される非平衡状態の応答に拡張した。具体的には、単一バンドの電子系の場合の定式化を完成し、論文として発表した。さらに、この成果を、マルチバンドの電子系に拡張した。その結果、有効ハミルトニアンの、ベクトルポテンシャルの2次の項を正しく求まることがポイントだとわかり、具体的な表式を得た。 また、物質の非線形応答を分子動力学法により求める、という研究を推し進め、物質の電場に対する非線形応答を、プローブ電場の周波数の様々な組み合わせについて、分子動力学法で求めることができた。 さらに、平衡状態をたった1個の量子純粋状態で表すという、まったく新しい量子統計力学の定式化に成功した。この成果は基礎物理としても応用の観点からも多くの興味を集め、論文は、Phys. Rev. Lett. に掲載されて、Editors' suggestionに選ばれた。
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現在までの達成度 (段落) |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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