研究領域 | 直截的物質変換をめざした分子活性化法の開発 |
研究課題/領域番号 |
23105523
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
理工系
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
藤原 哲晶 京都大学, 工学(系)研究科(研究院), 助教 (30374698)
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研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2013-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
7,020千円 (直接経費: 5,400千円、間接経費: 1,620千円)
2012年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2011年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
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キーワード | デンドリマー / ルテニウム / メタセシス / 均一系触媒 / 配位子 / ポリフェニレン / 触媒環境 / オレフィンメタセシス / エチレングリコール |
研究実績の概要 |
我々は,触媒中心から比較的離れた周辺部を修飾することにより触媒機能の向上をはかる研究を進めている.周辺部に導入する官能基や構造体の性質が触媒反応においてどのような影響を与えるかを調べ,これらを高活性触媒の開発に繋げることが本研究の狙いである.ここで我々は,周辺部に柔軟な構造を導入したルテニウム-メタセシス触媒を設計・合成し,剛直ならびに柔軟な構造がメタセシスにおいてどのような影響を及ぼすかに焦点を当てた研究を進めることとした.柔軟な構造体として,ポリベンジルエーテル型デンドリマーを導入することにした.合成した柔軟なデンドリマーを有するルテニウム錯体の構造はX線結晶構造解析ならびにONIOM法により最適化した. 4,4-ジエトキシカルボニル-1,7-オクタジエンを基質とした閉環メタセシスをモデル反応として触媒の性能を評価した.トルエン溶媒中,室温での反応において第0世代触媒は高い活性を示した.世代を拡張した第1,第2世代触媒もほぼ同様の触媒活性を示すことが分かった.このことは,周辺部に導入したデンドリマー部位は第2世代触媒においても反応を阻害しないことを示している.一方,反応温度を-30度に低下させると,デンドリマーの世代が増加するにつれ反応性が低下する結果となった.デンドリマー部位は,室温では比較的自由に動き反応を阻害することは無かったが,低温ではその動きが遅くなることで基質の接近を阻害したのではないかと考えられる.
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現在までの達成度 (段落) |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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