研究領域 | 直截的物質変換をめざした分子活性化法の開発 |
研究課題/領域番号 |
23105529
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
理工系
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研究機関 | 奈良先端科学技術大学院大学 |
研究代表者 |
森本 積 奈良先端科学技術大学院大学, 物質創成科学研究科, 准教授 (10324972)
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研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2013-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
7,020千円 (直接経費: 5,400千円、間接経費: 1,620千円)
2012年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2011年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
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キーワード | 結合活性化 / 触媒反応 / カルボニル化 / アルデヒド / ホルムアルデヒド / 有機合成 |
研究実績の概要 |
本研究では、ホルムアルデヒド、ギ酸、単糖類など入手容易な炭素資源が共通して有するホルミル炭素-水素結合に着目し、その結合の遷移金属錯体による新規活性化法の創出、および、それを基軸とした新しい分子変換反応の開発を目的とした。 1.炭素求核部位を有するブロモアレーン類からのインダノン誘導体の簡便合成法を開発した。この手法において、インダノン骨格の核となるカルボニル部を、アルデヒドから引き抜き導入することに成功した。ロジウム錯体とパラジウム錯体から成る複合触媒を用いた場合にのみ、本反応は進行する。ロジウム、パラジウムがそれぞれ、アルデヒドからのカルボニルの引き抜き、および、そのカルボニルの導入を触媒し、協働的に機能することにより、本化学変換は達成されていることを明らかとした。 2.ホルムアルデヒドのホルミル結合の活性を基軸とした、アルキン類のカルボニル化アリール化反応を開発した。ジフェニルアセチレンを、ロジウム触媒存在下でアリールボロン酸およびパラホルムアルデヒドと反応させることにより、高収率で共役エノン誘導体を合成できた。触媒的活性化により、パラホルムアルデヒドから発生したホルムアルデヒドが一酸化炭素と化学的に等価に働くことを明らかとした。 3.ホルムアルデヒドをカルボニル源とした、アルキンおよびアレン部位を併せ持つアレン-イン類の触媒的環化カルボニル化反応を見い出した。一つの原料から、反応条件を変えることにより異なるカルボニル化合物を合成することに成功した。
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現在までの達成度 (段落) |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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