研究領域 | 生合成マシナリー:生物活性物質構造多様性創出システムの解明と制御 |
研究課題/領域番号 |
23108506
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
理工系
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研究機関 | 山形大学 |
研究代表者 |
豊増 知伸 山形大学, 農学部, 教授 (60272085)
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研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2013-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2012年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2011年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
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キーワード | ジテルペン / 生合成 / 環化酵素 / ドメイン交換 / ジテルペル / 酵素 / 物質生産 |
研究実績の概要 |
ジテルペンは、炭素数20個のプレニル基質ゲラニルゲラニル2リン酸GGDPより生合成される。糸状菌からはGGDP合成とGGDP環化の2つの反応を1つのペプチドで触媒する極めて珍しいキメラ型ジテルペン合成が同定されている。本研究課題では、いくつかの糸状菌由来キメラ型ジテルペン合成酵素のGGDP環化ドメインについて、αヘリックスに基づくドメイン交換酵素を複数調製し、その中から新規な炭素骨格を形成するものを探索することを目的としているが、本年度も引き続きPaFSとPaPSについて行ったが、目的の組換え酵素は得られなかった。そこで、PCRによるcDNAへのランダム変異導入により新規酵素創製を試みた。変異導入により酵素活性を消失したものを選別するために、基質消費アッセイを利用した。基質消費アッセイは、GGDPより合成される炭素数40個の赤色カロテノイド、リコペンの合成遺伝子を導入した大腸菌に試験プラスミドを導入し、その翻訳産物と赤色カロテノイド合成系がGGDPを奪い合うことを利用した赤色着色で評価した。このスクリーニングにより選抜された活性を保持したクローンについて、組換えタンパク質を用いた試験管内変換実験を行い、GC-MSにより生成物を調べた結果、全てで変異導入前の野生型と同じ生成物パターンとなり、目的新規酵素創製は成功しなかった。
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現在までの達成度 (段落) |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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