配分額 *注記 |
17,160千円 (直接経費: 13,200千円、間接経費: 3,960千円)
2012年度: 8,580千円 (直接経費: 6,600千円、間接経費: 1,980千円)
2011年度: 8,580千円 (直接経費: 6,600千円、間接経費: 1,980千円)
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研究概要 |
テーマ1) in vivo 近赤外蛍光3次元スキャン法の確立 1- i )自発成熟IFP 技術の確立と応用 IFP ( Shu et al., Science, 2009 )の改良版であるiRFPの応用を進めた結果、融合遺伝子として用いる場合には従来のIFPは有効だが、in vivo用としてはiRFPが完成度が高いことが確認できたため、使い分けが必要であることが明らかとなった。 1- ii )完全無蛍光飼料の開発 近赤外dualカラー解析に使える無蛍光飼料のマウスへの健康影響について、詳細に検討した。その結果、体重変動、血液検査などの各種のパラメーターに関して、大きな変化はなく、一般的なマウスの場合には、そのまま長期間にわたって使用可能であることが確認できた。 テーマ2) in vitro 細胞周期解析技術の確立 23年度当初に予定していたIFPから、より機能的なiRFPへと変更したため、構築したiRFP-Tet デグラトンプローブを用いて、dox の有無により十分な分解とその停止の制御が可能かどうか、それにともなう十分な蛍光強度変化が見られるかどうかについて検討した結果、培養細胞のレベルでは、むしろ目的に合わせて改変したIFPのほうが高感度に検出できる場合もあり、iRFPと使い分けた方がよいことが明らかとなった。この情報に基づき、適切な改変型プローブを作成した。
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