研究領域 | 細胞機能と分子活性の多次元蛍光生体イメージング |
研究課題/領域番号 |
23113505
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
生物系
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
小澤 岳昌 東京大学, 理学(系)研究科(研究院), 教授 (40302806)
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研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2013-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
22,100千円 (直接経費: 17,000千円、間接経費: 5,100千円)
2012年度: 11,050千円 (直接経費: 8,500千円、間接経費: 2,550千円)
2011年度: 11,050千円 (直接経費: 8,500千円、間接経費: 2,550千円)
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キーワード | 可視化 / ナノバイオ / バイオテクノロジー / 生理活性 / 1分子計測 |
研究実績の概要 |
研究1:タンパク質間相互作用の超分解蛍光イメージング法の開発: PALMイメージングに必要なフォトクロミック蛍光タンパク質(PA-FP)の2分割体再構成法を開発した.Rapamycin添加に伴うinducibleなFRB―FKBP相互作用により,2分割蛍光タンパク質の再構成効率の最適化を行った.蛍光タンパク質は,mEos2, mEos3, Dronpa, EYFPについて検討した.その結果,EYFPが最も蛍光強度が強く,次にmEosが効率よく蛍光回復できることが解った.この最適化したフラグメントを用いて,GPCRとβarrestinとの相互作用を蛍光顕微鏡で観察可能かどうかを検討した.共焦点レーザー走査型蛍光顕微鏡によりイメージングを行い,EYFPの分割体を利用した時に,細胞膜上で強い蛍光が観察できることが解った. 研究2:動物個体内のアポトーシス細胞イメージング法:これまでに,アポトーシス過程におけるミトコンドリアからのSmacタンパク質の放出を,2分割蛍光タンパク質の再構成を利用した蛍光検出するactivatableプローブを開発した.本年度は,プローブを恒常的に発現するトランスジェニックゼブラフィッシュを作製した.プローブの発現は,ゼブラフィッシュからゲノムを抽出し,PCRによりスクリーニングを行った.ポジティブなクローンについて,さらにプローブの発現をWestern blotにより確認し,各プローブを全身に発現するトランスジェニック体を作成した.現在,作成したトランスジェニック体を掛け合わせ,その初期胚にUVを照射し,実際にアポトーシス細胞選択的に蛍光回復が起きるかどうかを検証している.
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現在までの達成度 (段落) |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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