研究領域 | 翻訳後修飾によるシグナル伝達制御の分子基盤と疾患発症におけるその破綻 |
研究課題/領域番号 |
23117523
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
生物系
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
浅野 知一郎 広島大学, その他の研究科, 教授 (70242063)
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研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2013-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
11,700千円 (直接経費: 9,000千円、間接経費: 2,700千円)
2012年度: 5,850千円 (直接経費: 4,500千円、間接経費: 1,350千円)
2011年度: 5,850千円 (直接経費: 4,500千円、間接経費: 1,350千円)
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キーワード | シグナル伝達 / プロリン異性化酵素 / Pin1 / 代謝調節 / メタボリックシンドローム / PAR14 |
研究実績の概要 |
(1) Pin1及びPAR14の標的蛋白の網羅的同定との生理的意義の解明を行う。Pin1及びPAR14に免疫沈降用のタグを取り付けたコンストラクトを作成し、培養細胞やマウス組織に発現させたのち、タグを用いて、複合体を高度に精製する。これから得られた複合体から、LC-MS/MSのシステムで構成タンパクの同定を行うことで、Pin1及びPAR14の新規ターゲットタンパクの同定を進める。得られたタンパクについては、機能が、wild-type及びmutant Pin1/PAR14の過剰発現、あるいはPin1/PAR14 siRNAによるノックダウンによって変化するか否かを検討する。また、標的タンパクのプロリンがcis/trans form間を変化することで生じる立体構造の変化を、高次構造解析の専門家とともに明らかにしたい。また、PAR14がAktの活性化を顕著に誘導する結果を我々は得ているが、未だ、機序は不明である。これについては、Akt自体と上下流のタンパクに加え、PIPI3量の変化等を調査して、その機序を解明する。 (2)Pin1及びPAR14によって制御される遺伝子群の解析と上流のタンパクを解明する。我々は、Pin1及びPAR14によって発現量が制御される遺伝子をGeneChipを用いて検索する。この結果を解析し、Pin1及びPAR14が調節している上流のタンパクを明らかにする。 (3)Pin1及びPAR14の臓器特異的KOマウスの作成とその解析を行う。Pin1とPAR14は共に、多くの臓器に発現しており、脳神経、代謝、炎症のいずれにも重要な役割を果たしている ようである。しかし、これらは臓器間のネットワークによる作用を無視できないため、我々は、臓器特異的なKOマウスを作製し、個々の臓器における生理的作用と病態への関与について解明を進める。
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現在までの達成度 (段落) |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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