研究領域 | 活性酸素のシグナル伝達機能 |
研究課題/領域番号 |
23117718
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
生物系
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研究機関 | 東京理科大学 |
研究代表者 |
朽津 和幸 東京理科大学, 理工学部, 教授 (50211884)
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研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2013-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
6,760千円 (直接経費: 5,200千円、間接経費: 1,560千円)
2012年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2011年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
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キーワード | 活性酸素種 / カルシウムイオン / 植物 / シグナル伝達 / 発生分化 / カルシウムセンサー / プロテインキナーゼ / NADPHオキシダーゼ / NADPH oxidase / 根毛 / 花粉 / シグナルネットワーク / タンパク質リン酸化 / AtRboh |
研究実績の概要 |
植物は多くの種類(シロイヌナズナでは10種)の活性酸素種(ROS)生成酵素Rbohを持ち、積極的に生成したROSを形態形成・生体防御応答・環境ストレス応答など多様な局面においてシグナル分子として活用していることが明らかになりつつある。本酵素がCa2+の結合とリン酸化により相乗的に活性化されることを明らかにし、Ca2+-ROSシグナルネットワークモデルを提唱した。またAtRbohF, DのN末端制御領域と特異的に結合し、ROS生成活性を正負に制御する新規タンパク質を複数種発見し、機能解析を進めた。特にCa2+センサータンパク質CBL1/9とプロテインキナーゼCIPK26との複合体がCa2+依存的にAtRbohFの活性制御に関与することを発見した。AtRbohH, Jは、花粉に局在し、積極的ROS生成が生殖・受精の制御に重要な役割を持つことを見出した。他の分子種についても、個体における局在部位や、突然変異体を用いた生理機能や互換性の解析を進展させ、分子種間の機能分担や積極的なROS生成の生理的意義、時間的・空間的制御機構の全貌の解明への一歩となった。
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現在までの達成度 (段落) |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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