研究領域 | 多方向かつ段階的に進行する細胞分化における運命決定メカニズムの解明 |
研究課題/領域番号 |
23118502
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
生物系
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
藤原 亨 東北大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (60333796)
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研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2013-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2012年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2011年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 遺伝子 |
研究実績の概要 |
細胞分化における遺伝子発現の調節には細胞系列特異的な転写因子が関与していると考えられており、このうち赤血球の分化においては、GATA-1転写因子が重要な役割を果たしている。GATA-1は、Scl/TAL1、LMO2、LDB1、ETO2などの転写因子もしくは共役因子と複合体を形成していることが明らかとなっており、これらの因子がGATA-1による遺伝子発現制御に影響を及ぼしていることが予想される。このうち非DNA結合蛋白質であるLMO2は、赤芽球におけるその強制発現により分化が抑制される報告があるものの、赤芽球系遺伝子発現への影響および赤芽球エピゲノム形成への寄与など、その分子学的メカニズムは明らかとなっていない。本研究においては、LMO2の赤芽球遺伝子の発現制御の詳細な発現プロファイル及び発現抑制に寄与する分子メカニズムを明らかにすることを目的とする。 具体的にはヒトCD34陽性細胞からの赤芽球分化系を用い、LMO2のノックダウンを行った後の遺伝子発現変化についてのマイクロアレイ解析とともに、免疫沈降シーケンス法を施行する予定である。平成23年度は、まず赤芽球系細胞であるK562細胞におけるLMO2の意義について解析を行った。K562細胞において、LMO2のノックダウンを行うことにより、以前に我々がG1E細胞で行った結果と同様に多くの遺伝子が発現上昇を認めたが、一方でグロビン遺伝子をはじめとした赤血球特異的遺伝子の発現低下を認めたことを明らかとした。今年度は、CD34陽性細胞由来の赤芽球分化系において同様にLMO2のノックダウンを行うことにより、同様にグロビン遺伝子の発現低下を認め、その成果を雑誌に投稿中である。今後これらの実験系を用いて、LMO2を介した転写抑制メカニズムについて明らかにしていく。
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現在までの達成度 (段落) |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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