研究領域 | 学際的研究による顔認知メカニズムの解明 |
研究課題/領域番号 |
23119731
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
複合領域
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研究機関 | 中京大学 (2012) 独立行政法人産業技術総合研究所 (2011) |
研究代表者 |
河原 純一郎 中京大学, 心理学部, 教授 (30322241)
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研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2013-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2012年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2011年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 顔認知 / 注意 / 魅力 / メタ認知 |
研究実績の概要 |
本研究助成では,顔が関わる社会的場面での注意捕捉に関する研究と,顔の魅力の並列抽出に関する研究を実施した。 顔が関わる社会的場面での注意捕捉に関する研究では,従来は顔は人間の注意を引きつけやすく,特に意図的に顔を探索していなくても注意を捕捉してしまうと言われていた。しかし,これまでの研究を精査すると,ほとんど全ての研究で顔への構えと,目下の課題への構えが重複していた。例えば,Langton et al.(2008)は被験者に物体の探索をさせており,この中に顔画像も含まれていた。従って,純粋な顔による注意捕捉を調べるためには,知覚的構えが顔と主課題とで重複しない事態を設ける必要があった。本研究は高速逐次視覚呈示事態を用いて,顔による注意捕捉は自動的に起こると言うよりも,課題依存であることを示す知見を得た。魅力の並列抽出に関する実験では,2-5名で構成される集団の平均的魅力を同時抽出できるかを調べた。その結果,集団内の魅力のばらつきによる魅力の押し上げ・押し下げバイアスがあることがわかった。こうした結果は,集団の魅力抽出が可能であることを示唆していた。
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現在までの達成度 (段落) |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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