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C型肝炎ウイルス蛋白質NS5Aとヒト宿主因子FKBP8の複合体の構造生物学

公募研究

研究領域細胞シグナリング複合体によるシグナル検知・伝達・応答の構造的基礎
研究課題/領域番号 23121512
研究種目

新学術領域研究(研究領域提案型)

配分区分補助金
審査区分 生物系
研究機関山梨大学

研究代表者

楠木 正巳  山梨大学, 医学工学総合研究部, 教授 (90135749)

研究期間 (年度) 2011-04-01 – 2013-03-31
研究課題ステータス 完了 (2012年度)
配分額 *注記
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2012年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2011年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
キーワードC型肝炎ウイルス / 結晶化 / 蛋白質複合体 / X線結晶解析 / C型肝炎 / ウイルス / 構造生物学 / 結晶 / X線 / 複合体 / 細胞生物学 / 複製
研究実績の概要

NS5AはC型肝炎ウイルスの非構造蛋白質の一つで,ウイルスの複製に必須の蛋白質である。NS5Aはヒトのタンパク質FKBP8(ヒトの機能未知蛋白質)と肝細胞内で複合体を形成し,それがC型肝炎ウイルスのRNAゲノムの複製,ウイルス粒子生産に必須であることがわかっている。ウイルス複製に必須であるNS5AとFKBP8の複合体の結晶解析とそれにもとづいた細胞生物学研究を目的としている。
本研究において,NS5AとFKBP8の単独および複合体のX線結晶解析のための結晶化を試みた。1) NS5A 全長タンパク質の結晶化,2) ヒトのタンパク質FKBP8の結晶化,3) NS5Aタンパク質ドメイン1とFKBP8の複合体の結晶化を試みて,FKBP8の微結晶が得られたが,他のものは結晶化に至っていない。FKBP8の結晶化は今後も続けるが、FKBP8と配列ホモロジーのあるFKBP6の精製、結晶化を行う。
結晶化以外の細胞生物学研究では,C型肝炎ウイルスの株の違いによるウイルス複製のFKBP8依存性を調べた。複製は、遺伝子型1b型O株ではFKBP8依存的であるが,遺伝子型1b型N株ではFKBP8非依存的である。1b型N株のFKBP8非依存性は,FKBP8様の因子の存在がC型肝炎ウイルスのレプリコン細胞系を用いた実験で示唆された。

現在までの達成度 (段落)

24年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

24年度が最終年度であるため、記入しない。

報告書

(2件)
  • 2012 実績報告書
  • 2011 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2012

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] HCV複製に関わる新規宿主因子FKBP6:FKBP6はNS5Aと結合しHCV複製を制御する2012

    • 著者名/発表者名
      葛西宏威、河上國洋、平田有佳理、山下篤哉、池田正徳、加藤宣之、岡本徹、松浦善治3、楠木正己、森石恆司
    • 学会等名
      日本分子生物学会
    • 発表場所
      福岡国際会議場
    • 年月日
      2012-12-11
    • 関連する報告書
      2012 実績報告書

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公開日: 2011-04-06   更新日: 2018-03-28  

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