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Wnt受容体共役タンパク質-細胞内Wntシグナル伝達因子複合体群の構造生物学

公募研究

研究領域細胞シグナリング複合体によるシグナル検知・伝達・応答の構造的基礎
研究課題/領域番号 23121526
研究種目

新学術領域研究(研究領域提案型)

配分区分補助金
審査区分 生物系
研究機関兵庫県立大学

研究代表者

柴田 直樹  兵庫県立大学, 生命理学研究科, 准教授 (30295753)

研究期間 (年度) 2011-04-01 – 2013-03-31
研究課題ステータス 完了 (2012年度)
配分額 *注記
7,280千円 (直接経費: 5,600千円、間接経費: 1,680千円)
2012年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2011年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
キーワード結晶構造解析 / Wntシグナル伝達系 / シグナル伝達 / 発生・分解 / タンパク質
研究実績の概要

Wingless (Wnt)は,細胞の増殖や分化・運動・初期胚発生時の体軸形成や器官形成等の生物学的機能を制御する.Wntシグナルの細胞内への伝達は,そのレセプターであるFrizzledがLRP5/6と共役して働くことにより達成される.LRP5/6の細胞内領域がWntシグナルの負因子であるAxinの働きを抑制することによってWntシグナルがオンになると考えられている.本研究ではWntシグナルが細胞内で最初に伝達される経路に関わると考えられている3種類のタンパク質 (LRP6, Axin,Dishevelled) が構築する一連の複合体の結晶構造を解明することを目指す.平成24年度では LRP6, Axin,Dishevelled及び,LRP6細胞内領域 (LRP6-ctail)をリン酸化するキナーゼ(Glycogen synthase kinase 3, Casein kinase I)とそれらの複合体の大量発現系を利用した複合体調製を行った.また,Axin-Dishevelled 間の相互作用様式を解明すべく,DIXドメインを介する複合体調製のための新たな大腸菌発現系の構築と結晶化を行ったところ,結晶が得ることが出来た.放射光によるX線回折実験を行ったが,回折点を確認することが出来なかった.そこで,両者をリンカーで繋いだ発現系を用いて結晶化を行った所,より大きく,外形がはっきりとした結晶を得ることが出来た.新しいタイプの結晶についてはまだX線回折実験を行っていないが,回折点が得られるものと期待できる.

現在までの達成度 (段落)

24年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

24年度が最終年度であるため、記入しない。

報告書

(2件)
  • 2012 実績報告書
  • 2011 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2012

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] Wnt シグナル伝達経路で機能するDIX ドメインを介した相互作用の構造生物学2012

    • 著者名/発表者名
      勝谷拓也、寺脇慎一、柴田直樹、山本英樹、Marc Fiedler、Mariann Bienz、菊池 章、樋口芳樹
    • 学会等名
      平成24年度日本結晶学会年会
    • 発表場所
      東北大学 片平キャンパス(宮城県)
    • 年月日
      2012-10-25
    • 関連する報告書
      2012 実績報告書

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公開日: 2011-04-06   更新日: 2018-03-28  

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