研究領域 | 癌幹細胞を標的とする腫瘍根絶技術の新構築 |
研究課題/領域番号 |
23130504
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
生物系
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
原口 健 東京大学, 医科学研究所, 助教 (10549455)
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研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2013-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
9,360千円 (直接経費: 7,200千円、間接経費: 2,160千円)
2012年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2011年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
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キーワード | 癌 / 癌幹細胞 / miRNA / 乳がん / miRNA inhibitor / ライブラリー |
研究実績の概要 |
microRNA(miRNA)は癌の形成に重要な役割を担っており、近年では特に癌幹細胞を維持においても機能を果たしていることが明らかとなってきた。申請者はその中でも特に、ヒトの乳がん患者の癌組織からがん幹細胞とがん非幹細胞とを分け、それぞれのmiRNA発現プロファイルについて詳細に比較した報告に着目した。(Cell.138:592-603,2009、PNAS.108:1397-1402,2011)。本研究では、miRNA阻害ベクターと申請者がこれまでに開発したmiRNA阻害ベクターを用いて乳がん幹細胞のmiRNA発現パターンを再現し、これにより人工乳癌幹細胞を作製することを目的とする。 本年度においては、文献情報を基にライブラリーを拡充し、miRNA発現レンチウイルスベクターを34種、miRNA阻害レンチウイルスベクターを25種とした。これらを前年度に作製した安定miR-200c阻害MCF-7細胞に導入し、CD44,CD24の発現量変化を解析した。ランダムスクリーニングの他に特定のレンチウイルスベクターを組み合わせての導入実験も行った。その中で、CD44発現を2倍程度上昇させる組み合わせを発見した。それぞれのレンチウイルスベクターを導入してもCD44発現上昇があまり見られないことから組み合わせによって効果を増強しうることが分かった。そのため今後も当初の計画通りに複数種類のベクターを混合導入してスクリーニングを進める必要があると考えられる。また、このCD44が上昇した細胞は今後のスクリーニングの対象として有望である。
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現在までの達成度 (段落) |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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