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DNA損傷時のユビキチン修飾による高次クロマチン構造の動的制御

公募研究

研究領域ゲノム複製・修復・転写のカップリングと普遍的なクロマチン構造変換機構
研究課題/領域番号 23131516
研究種目

新学術領域研究(研究領域提案型)

配分区分補助金
審査区分 生物系
研究機関独立行政法人理化学研究所

研究代表者

白井 温子  独立行政法人理化学研究所, 眞貝細胞記憶研究室, 研究員 (60525575)

研究期間 (年度) 2011-04-01 – 2013-03-31
研究課題ステータス 完了 (2012年度)
配分額 *注記
13,000千円 (直接経費: 10,000千円、間接経費: 3,000千円)
2012年度: 6,370千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 1,470千円)
2011年度: 6,630千円 (直接経費: 5,100千円、間接経費: 1,530千円)
キーワードユビキチン化 / ヘテロクロマチン / DNA損傷 / Cul4
研究実績の概要

分裂酵母のヘテロクロマチン関連タンパク質であるRik1は、Cul4ユビキチンリガーゼと複合体を形成し、UV損傷修復に関わるDDB1と構造的によく似たタンパク質であることから、ヘテロクロマチン構造の形成ばかりでなく、その領域の損傷修復にも重要な役割を果たしていることが推測される。そのため、本研究では、Cul4ユビキチンリガーゼ複合体によってユビキチン化修飾されるタンパク質を同定するため、まず自身が以前に構築したGST-Ub法を応用し、ユビキチン化修飾を受けるヘテロクロマチン因子のスクリーニングを行った。その結果、ヘテロクロマチン関連因子59種類のうち、25種類のタンパク質のユビキチン化を見出した。さらに、本年度はこれらのユビキチン化タンパク質の中からCul4ユビキチンリガーゼの構成因子をコードするrik1やclr4を破壊した約200株を作製し、Cul4ユビキチンリガーゼによってユビキチン化されるタンパク質の同定を行った結果、2種類のタンパク質を基質の候補として見出した。そのうちの一つがヘテロクロマチンタンパク質HP1/Swi6である。HP1はDNA損傷に応じてリン酸化されることやDNA損傷部位にリクルートされることが報告されているが、その機構に関しては現在に至るまで不明なままである。解析の結果、Swi6はユビキチン化修飾ではなく、SUMO化修飾されている可能性が示唆され、このSwi6のSUMO化がCul4ユビキチンリガーゼ複合体によって直接的もしくは間接的に制御されている可能性を見出した。

現在までの達成度 (段落)

24年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

24年度が最終年度であるため、記入しない。

報告書

(2件)
  • 2012 実績報告書
  • 2011 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2011

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] 高次クロマチン構造を制御するユビキチン修飾系の解析2011

    • 著者名/発表者名
      白井温子
    • 学会等名
      核ダイナミクス研究会
    • 発表場所
      クラッセホテル北広島(北海道)
    • 年月日
      2011-10-27
    • 関連する報告書
      2011 実績報告書
  • [学会発表] 高次クロマチン構造を制御するユビキチン修飾系の解析2011

    • 著者名/発表者名
      白井温子
    • 学会等名
      高次クロマチン構造研究会
    • 発表場所
      公立学校共済組合蒲郡保養所蒲郡荘(愛知県)
    • 年月日
      2011-08-09
    • 関連する報告書
      2011 実績報告書

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公開日: 2011-04-06   更新日: 2018-03-28  

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