公募研究
学術変革領域研究(A)
高齢者の認知機能を向上させる個人に最適化された生活介入の提供と効果検証には大きな関心が寄せられている。ところが、認知・運動介入プログラムを実施している施設が近隣になく(空間的制約)、実施する時間・暇がないために(時間的制約)、現状では、生活介入プログラムを実施していない高齢者がほとんどである。そこで、本研究は、a)空間的制約を排除できる仮想現実内でメタバース認知・運動介入やb)時間的制約を排除できるように歯磨きや料理などの日常生活動作の中に生活介入の要素を組み込んだデイリー認知・運動介入を開発しいつでも・どこでも実施できるシームレス生活介入による認知症予防を確立することを目指す。