研究領域 | イスラーム的コネクティビティにみる信頼構築:世界の分断をのりこえる戦略知の創造 |
研究課題/領域番号 |
23H03929
|
研究種目 |
学術変革領域研究(A)
|
配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
学術変革領域研究区分(Ⅰ)
|
研究機関 | 新潟国際情報大学 (2024) 東京外国語大学 (2023) |
研究代表者 |
井堂 有子 新潟国際情報大学, 国際学部, 教授 (20444705)
|
研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2025-03-31
|
研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
|
配分額 *注記 |
1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2024年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2023年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
|
キーワード | 食糧 / 有事 / 中東・北アフリカ / 信頼構築 / コネクティビティ |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は、2022年2月以降のウクライナ戦争と黒海封鎖による穀物輸送停止を踏まえ、最も打撃を受けた中東・北アフリカ地域を事例に、安定的食糧供給における地域協力の可能性を考察する。食糧安全保障をめぐっては多様な議論が存在するが、「比較優位に基づいた自由貿易」対「国内生産・自給率の向上」という伝統的議論がある。いずれもグローバル経済下の国家主体の議論であるが、気候変動による影響等、国境を越えた諸課題に直面する現在では国家単位の対策には限界がある。多発してきた食糧危機に対応するには、信頼に基づいた持続可能な地域協力のコネクティビティが不可欠であり、本研究はこうした政策提言に資する基礎研究を目指す。
|