研究領域 | グリアデコーディング:脳-身体連関を規定するグリア情報の読み出しと理解 |
研究課題/領域番号 |
23H04173
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研究種目 |
学術変革領域研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
学術変革領域研究区分(Ⅲ)
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研究機関 | 藤田医科大学 (2024) 奈良県立医科大学 (2023) |
研究代表者 |
牧之段 学 藤田医科大学, 医学部, 准教授 (00510182)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
13,000千円 (直接経費: 10,000千円、間接経費: 3,000千円)
2024年度: 6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
2023年度: 6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
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キーワード | マクロファージ / 髄膜 / エクソソーム / メタボライト / 自閉症 |
研究開始時の研究の概要 |
ASD者は劣悪な小児期体験への脆弱性を呈すが、裏打ちする機序は不明である。ネグレクトモデルである幼若期隔離マウスでは脳と末梢血に共通してCD14+細胞が活性化されるが、脳実質ではなく同関門の機能が弱い髄膜や脳血管周囲腔に存在するCD14+細胞が末梢血と共通の機序で活性化される可能性がある。末梢血成分のうち血液脳関門を通過しやすい性質をもつ血漿エクソソームや血漿メタボライトがCD14+細胞活性化作用をもつ候補物質である。本研究では、劣悪な小児期体験が何らかのエクソソームやメタボライトを増加させて髄膜や脳血管周囲腔のCD14+細胞を血液成分と同様に活性化さるかなどを検討する。
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