研究領域 | 不均一環境変動に対する植物のレジリエンスを支える多層的情報統御の分子機構 |
研究課題/領域番号 |
23H04189
|
研究種目 |
学術変革領域研究(A)
|
配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
学術変革領域研究区分(Ⅲ)
|
研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
山崎 清志 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 特任講師 (20611297)
|
研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2025-03-31
|
研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
|
配分額 *注記 |
7,800千円 (直接経費: 6,000千円、間接経費: 1,800千円)
2024年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2023年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
|
キーワード | 屈性 / 不均一栄養環境 / 栄養応答 / イネ / 根 |
研究開始時の研究の概要 |
申請者は世界で初めて植物根が栄養の濃度勾配に対して栄養屈性(nutritropism)を示すことを明らかにした。栄養屈性は勾配のある栄養環境の中で効率よく栄養を探し当て獲得するために重要な能力であると考えられる。栄養屈性に必須なアンモニウム取り込み輸送体遺伝子OsNATは、重力センサーが存在コルメラに特異的に発現する。また栄養屈性ではオーキシンシグナルを伴って屈曲する。本研究では、アンモニウム濃度勾配を感知する組織が重力屈性と同じコルメラであると想定する。コルメラに流入したアンモニウムがどのようにオーキシンシグナルに置き換わるのか、を問いとして、栄養濃度勾配を感知する分子機構の解明を目指す。
|