公募研究
学術変革領域研究(A)
本研究では、神経遷移ダイナミクスという視点から見直すことで複数の発達障害を統一的に理解できる生物学基軸を発見し、それに基づく新たな動的神経刺激法を開発することを目指す。具体的にはADHD及び自閉スペクトラム症(ASD)、そしてASDとADHDの合併症例を対象とする。これらの罹患率の高い発達障害に対しても、「神経遷移ダイナミクスによる理解」と「動的神経刺激による制御」とが機能するということが示されれば、他の精神疾患に対しても同様のアプローチが有効である可能性も開けてくる。