メソポーラス有機シリカを鋳型とする金属触媒種の配列と触媒機能探索

• 研究領域: 超セラミックス：分子が拓く無機材料のフロンティア
• 研究課題/領域番号: 23H04641
• 研究種目: 学術変革領域研究(A)
• 配分区分: 補助金
• 審査区分: 学術変革領域研究区分(Ⅱ)
• 研究機関: 東京工業大学
• 研究代表者: 中島 裕美子 東京工業大学, 物質理工学院, 教授 (80462711)
• 研究期間 (年度): 2023-04-01 – 2025-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円); 2024年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円); 2023年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
• キーワード: 有機ケイ素化合物 / 触媒 / メソポーラスシリカ

研究開始時の研究の概要

本研究ではまず、申請者の研究ポテンシャルである『有機ケイ素化合物の精密合成技術』を用いて前駆体となる有機ケイ素化合物を一から設計・合成し、独創的な反応場鋳型となるPMOを合成する。さらに申請者のもう一つの研究ポテンシャルである『錯体触媒設計技術』を掛け合わせることで、シリカ細孔壁内に反応活性を示す複数の金属触媒種が精緻に配置された、唯一無二の反応場の構築を目指す。以上を通じて、PMOを利用した複数金属の自在配列という、触媒反応開発における新しい触媒設計コンセプトの有用性を実証する。