研究領域 | 行動変容を創発する脳ダイナミクスの解読と操作が拓く多元生物学 |
研究課題/領域番号 |
23H04688
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研究種目 |
学術変革領域研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
学術変革領域研究区分(Ⅲ)
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研究機関 | 生理学研究所 |
研究代表者 |
南部 篤 生理学研究所, システム脳科学研究領域, 特別協力研究員 (80180553)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
7,280千円 (直接経費: 5,600千円、間接経費: 1,680千円)
2024年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2023年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
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キーワード | パーキンソン病 / 表情 / AI / ドーパミン / 神経活動 |
研究開始時の研究の概要 |
サルを用いてパーキンソン病の病態生理や治療法について研究を行ってきたところ、表情が病態をよく反映していることに気がついた。表情の変化に象徴される意欲の変化が、パーキンソン病からの改善という行動変容につながると考えられる。しかし、運動症状と異なり、表情を客観的に捉えるのは難しい。本研究では、ニホンザルを用いて、正常、パーキンソン病、治療時の各状態の表情を静止画、動画にて撮影し、AI技術を用いて解析するとともに、大脳基底核内のドーパミン濃度や神経活動、症状の改善具合などとの相関を調べることで、行動変容の基礎となる意欲を客観的に捉える手法を開発するとともに、その神経メカニズムを明らかにする。
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