研究領域 | 生体防御における自己認識の「功」と「罪」 |
研究課題/領域番号 |
23H04794
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研究種目 |
学術変革領域研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
学術変革領域研究区分(Ⅲ)
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研究機関 | 公益財団法人かずさDNA研究所 |
研究代表者 |
遠藤 裕介 公益財団法人かずさDNA研究所, 先端研究開発部, 室長 (80612192)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
7,020千円 (直接経費: 5,400千円、間接経費: 1,620千円)
2024年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2023年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
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キーワード | 自己指向性 / 肥満 / レパトア / RORgt / Th17 / 高度肥満 / Th17バイアス / 自己免疫疾患 / 脂質代謝 |
研究開始時の研究の概要 |
肥満というと糖尿病や動脈硬化が注目されるが、自己免疫疾患・アレルギーといった免疫システムの暴走が招く疾患とも関連が深い。しかし、糖尿病や動脈硬化症と比べると依然として肥満によるTh17バイアスを介した自己免疫疾患の病態メカニズムについては大幅に理解が遅れている。本研究ではこれまでの研究成果を元に、脂質代謝という新たな観点から自己認識と免疫応答について見つめ直し、RORgtを内因性脂質センサー、T細胞受容体 (TCR)を外因性センサーと位置付け、T細胞内外の両面からTh17バイアスに取り組むことで、T細胞が認識する肥満特有の自己指向性免疫の本態について理解を試みる。
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