研究領域 | マクロ沿岸海洋学:陸域から外洋におよぶ物質動態の統合的シミュレーション |
研究課題/領域番号 |
23H04827
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研究種目 |
学術変革領域研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
学術変革領域研究区分(Ⅳ)
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研究機関 | 国立研究開発法人海洋研究開発機構 |
研究代表者 |
内田 裕 国立研究開発法人海洋研究開発機構, 地球環境部門(海洋観測研究センター), 主任研究員 (00359150)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2024年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2023年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 絶対塩分アノマリー / 屈折率海水密度センサー / 河川水 / 沿岸 |
研究開始時の研究の概要 |
日本周辺の表層海水に対する河川水の影響の把握を目的とする。船舶による表層海水連続観測により、航路に沿った表層海水の密度・塩分データを取得する。測定には屈折率密度センサーを用いる。測定した密度から得られる絶対塩分と、従来の電気伝導度・水温センサーで得られる塩分との差から、塩分アノマリーを求める。塩分アノマリーの空間分布と時間変化から、河川水の影響とその消長を評価する。沿岸海域における表層混合過程に対する塩分アノマリーの影響を評価する。従来技術による塩分測定では塩分アノマリーを評価できず、海水の状態方程式における河川水の密度の過小評価が沿岸海域の混合過程の見積もりに与える影響を評価する。
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