研究領域 | 医用画像に基づく計算解剖学の創成と診断・治療支援の高度化 |
研究課題/領域番号 |
24103708
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
理工系
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
諸岡 健一 九州大学, システム情報科学研究科(研究院, 准教授 (80323806)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
7,410千円 (直接経費: 5,700千円、間接経費: 1,710千円)
2013年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2012年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
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キーワード | 低侵襲手術ナビゲーション / 内視鏡手術 / 臓器変形 |
研究概要 |
当該研究は,肝臓内にある腫瘍を除去する腹腔鏡下手術(腹腔鏡下肝切除術)を対象として, 実時間有限要素解析により,術中の肝臓・腫瘍および周辺組織の精緻な変形を再現し,それを基に術者に有益な情報を提供することで,安全・確実な低侵襲手術を支援するシステムの開発を目的とする. 平成25年度では,立体内視鏡から取得したステレオ画像から,肝臓表面形状を実時間で復元する方法を開発した.一般に,ステレオ画像から形状表面を復元するために,ステレオ画像を構成する左・右画像の対応関係を求める.この対応付けは,注目画素を中心とした窓を設定し,窓内の局所的特徴パターンの類似性に基づく.しかし,肝臓など,人体組織表面のテクスチャは一様であり,似たような局所パターンが多く存在するため,対応付けが複雑になる. これに対し,我々は,広域的エッジという新しい特徴量を定義し,これを用いて対応付けを行った.通常のエッジ値は,注目画素の近傍で差分を取って求めるのに対し,広域的エッジ値は,注目画素を含む一行全体の広い領域での差分計算で求められる.これにより,輝度値変化の少ない連続面上において,周囲の輪郭部分の影響を加味した特徴を得ることができる.また,広域的エッジを効率的に算出する方法を構築し,実時間で形状復元が可能となった.実験結果から,従来のステレオ法と比べ,対応点未検出によるデータの欠損を削減し,連続した領域について,より滑らかな視差情報が得られた.
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現在までの達成度 (区分) |
理由
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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