研究領域 | 反応集積化の合成化学 革新的手法の開拓と有機物質創成への展開 |
研究課題/領域番号 |
24106712
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
理工系
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研究機関 | 岐阜大学 |
研究代表者 |
村井 利昭 岐阜大学, 工学部, 教授 (70166239)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
6,760千円 (直接経費: 5,200千円、間接経費: 1,560千円)
2013年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2012年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
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キーワード | チアゾール / チオアミド / チオアミドジアニオン / チオカルボニル / 連続付加 / チオホルムエステル / Grignard反応剤 / アリールスルファン |
研究概要 |
カルボニル同族体であるチオカルボニル基を鍵化合物あるいは鍵中間体として、様々な反応剤を連続して付加させる多成分連結反応を開拓してきた。たとえばチオホルムアミドの炭素原子へは異なる二つの有機金属反応剤を連続して付加させることができること、二級チオアミドからは、チオアミドジアニオンが発生すること。さらにこのジアニオンとチオホルムアミドとの反応では、付加・分子内環化反応が連続して進行し、2-チアゾリンを与えることなどを明らかにしてきた。そこでここでは系統的な2-チアゾリンの合成や、そのチアゾールへの変換、得られた化合物群の構造や物性の解明を行った。 すなわちチオカルボニル炭素上に様々な芳香族置換基を有する二級チオアミド1にBuLiを加え、チオアミドジアニオン)を発生させ、ついでチオホルムアミドを加え、所定の時間撹拌を行った後に、ヨウ素を加えることで、2-チアゾリンを得た。次に単離した2-チアゾリンをヨウ素でさらに酸化することでチアゾールに変換した。様々な置換基を有するチアゾールは、青から緑ときには黄色の蛍光発光を示した。X線構造解析の結果は、2位、4位のアリール基はチアゾール環とは、ほぼ同一平面に位置していたが、5位アリールアミノ基は、チアゾール環からかなりねじれた構造をしていた。さらに得られたチアゾールは、サーモクロミズム、ソルバトクロミズム、メカノクロミズムも示し、サイクリックボルタモグラムでは、可逆な一電子酸化波も観測された。
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現在までの達成度 (区分) |
理由
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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