研究領域 | 反応集積化の合成化学 革新的手法の開拓と有機物質創成への展開 |
研究課題/領域番号 |
24106722
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
理工系
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
辻 康之 京都大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (30144330)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
6,760千円 (直接経費: 5,200千円、間接経費: 1,560千円)
2013年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2012年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
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キーワード | コバルト触媒 / 二酸化炭素 / 酢酸プロパルギル / マンガン金属粉 / 酸化還元過程 / ニッケル触媒 / マンガン / カルボン酸 |
研究概要 |
我々は,これまで塩化ベンゼン誘導体の二酸化炭素を用いるカルボキシル化反応がニッケル触媒を用いることにより効率よく進行することを報告してきた。この際,触媒活性種であるNI(II)の一電子還元が触媒サイクルにおいて鍵となることを明らかにした。本研究では,このような触媒サイクルにおける酸化還元過程に注目し,より有用な二酸化炭素を用いる触媒反応の開発を試みた。本年度は,酢酸プロパルギル誘導体の二酸化炭素を用いるカルボキシル化反応を検討した。反応においては,フェナントロリンなどを配位子として有するコバルト触媒が高い活性を示すことを明らかにした。触媒サイクルにおいては,酸化的付加種のマンガン金属粉による一電子還元が重要であった。基質としては,アルキン末端炭素にシリル置換基を有するものが高い収率で生成物を与えた。このシリル基は生成物を様々な誘導体に変換する際に利用することが出来た。
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現在までの達成度 (区分) |
理由
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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