研究領域 | 反応集積化の合成化学 革新的手法の開拓と有機物質創成への展開 |
研究課題/領域番号 |
24106730
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
理工系
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研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
光藤 耕一 岡山大学, 自然科学研究科, 准教授 (40379714)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
6,890千円 (直接経費: 5,300千円、間接経費: 1,590千円)
2013年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2012年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
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キーワード | 有機電解合成 / 集積化 / カップリング反応 / ジイン / 蛍光ソルバトクロミズム / ベンゾチオフェン / ホモカップリング |
研究概要 |
本研究では複数の反応点を有するπユニットを連結する際に、電気のオン・オフのスイッチングをファクターとして逐次的に反応点を切り換えることにより、反応を集積化し(時間的集積化)、複数のπユニットを任意に連続的に連結した拡張π電子系分子を構築することを目的とする。昨年度までに、複数の反応点を有する基質の反応点を電気のオン・オフによって切り換える手法を確立し、π拡張ジイン、π拡張アルキン、テトラアレーンの合成を確立すると共に、得られた両末端にジメチルアミノ基を有するビス(ビアリール)ブタジエンが全く対称な非極性分子であるにもかかわらず蛍光ソルバトクロミズムを示すことを明らかとした。平成25年度は基質一般性の拡張をめざし、特にジイン合成反応の基質適用範囲を拡張しヘテロアリール基としてベンゾチオフェン骨格を導入することと、得られたπ拡張ジインの分子変換、それら拡張π電子系分子の物性評価を目的とした。また蛍光ソルバトクロミズムの構造物性相関についても精査した。 連続的カップリング反応として、電気化学的な3-ブロモ-2-エチニルベンゾチオフェンの酸化的ホモカップリング反応を一段階目(スイッチON)、それに引き続く非通電条件下でのアリールボロン酸との鈴木-宮浦反応(スイッチOFF)を二段階目とする時間集積型反応を開発した。 昨年度見いだした蛍光ソルバトクロミズムを示すアミノ基を導入したπ拡張ジインについては、種々の誘導体を合成すると共に、アルキン鎖長の異なる類縁体の合成も行い、分子構造と蛍光ソルバトクロミズムの相関についての検討も行なった。アルキン鎖長の異なる誘導体を合成したところ、アルキンがないテトラアレーンでも、蛍光ソルバトクロミズムを示すが、アルキン鎖長が伸長するにつれ、溶媒による蛍光波長の変化が顕著になることが明らかとなった。
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現在までの達成度 (区分) |
理由
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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