研究領域 | 反応集積化の合成化学 革新的手法の開拓と有機物質創成への展開 |
研究課題/領域番号 |
24106733
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
理工系
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
大嶋 孝志 九州大学, 薬学研究科(研究院), 教授 (10313123)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
6,760千円 (直接経費: 5,200千円、間接経費: 1,560千円)
2013年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2012年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
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キーワード | 有機化学 / 環境調和 / 触媒 / 集積化 / フローシステム / マイクロ波 |
研究概要 |
有用な機能性分子を、大量にしかも地球環境に負荷をかけることなく実用的に供給する方法の開発を目指し、本年度は、環境調和型直接変換反応の集積化における様々な問題を、マイクロフローシステム等を活用することで解決し、アトムエコノミーおよびステップエコノミーに優れた機能性分子、特に含窒素化合物の新規不斉合成法の開発を目的として検討を行った。 (1)白金触媒によるアルコールの直接アミノ化を活用したカイニン酸の不斉全合成 白金触媒反応を利用した二度のアリル化を鍵とすることで、カイニン酸の6工程での全合成に成功した。これはこれまでで最も短工程のプロセスであり、また、グラムスケールでの合成にも成功している。さらに、アリル化反応と続くエン環化反応の集積化にも成功した。 (2)ヒドラジンを求核剤として用いる脱アシル化反応 強固なアミド結合の切断には、激しい反応条件が必要であり、反応基質に大きな制限があった。それに対し我々は、アンモニウム塩存在下、エチレンジアミンを求核剤として用い、マイクロ波加熱を行うことで、穏和な条件下で脱アシル化反応が効率的に進行させることに成功した。今回ヒドラジンを求核剤に用いることで、より穏和な条件で反応を行うことが可能となり、基質一般性をさらに広げることに成功した。また、フロー型マイクロ波照射装置を用いることで、ヒドラジンを用いる大スケールでの反応を安全に行うことが可能となった。
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現在までの達成度 (区分) |
理由
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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