研究領域 | シンクロ型LPSO構造の材料科学 ―次世代軽量構造材料への革新的展開― |
研究課題/領域番号 |
24109504
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
理工系
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研究機関 | 京都工芸繊維大学 |
研究代表者 |
高木 知弘 京都工芸繊維大学, 工芸科学研究科, 准教授 (50294260)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
5,850千円 (直接経費: 4,500千円、間接経費: 1,350千円)
2013年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2012年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | LPSO型マグネシウム合金 / 数値シミュレーション / フェーズフィールド法 / 有限要素法 / キンク変形 / 転位動力学法 / 動的再結晶 |
研究概要 |
平成24年度に進めていた動的再結晶モデルの成果を整理し,2編の論文を執筆し掲載された.本年度は,LPSO型マグネシウム合金の二つの強化機構のうち,キンクバンド形成に関する研究を行った.本年度前半においては,個々の転位のダイナミクスを取り扱うことができるフェーズフィールド転位動力学モデルを導出し,2次元1すべり系問題に対するプログラミングを行った.ここで,フェーズフィールド方程式は差分法を用い,応力場の評価には有限要素法を用い離散化を行った.年度後半においては,前半に作成したフェーズフィールド転位動力学法のプログラムを用いることで,LPSO型マグネシウム合金の実験で観察されているLPSO相のキンク変形における「くさび形」キンク変形に対応する転位配列が生み出す応力場の評価を行った.この結果,くさび形配列の種類によって,くさび先端部の応力集中の仕方が異なり,キンク変形が生じる過程が異なることを示唆する結果を出した.
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現在までの達成度 (区分) |
理由
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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