公募研究
新学術領域研究(研究領域提案型)
ミトコンドリアユビキチンリガーゼMITOLの生体内における役割を明らかにするためにMITOL欠損マウスを作製し機能解析を進めている。現在、神経組織特異的にMITOL欠損マウスの解析が進みつつあり、顕著な神経細胞死および認知症に類似した行動異常が認められており、神経変性疾患との関連性が示唆されている。現在、アルツハイマーモデルマウスとの交配を進めている。また、ミトコンドリアユビキチンリガーゼMITOLの基質としてミトコンドリア融合因子であるMitofusin2を同定した。MITOLはMitofusin2をユビキチン化することによりMitofusin2を活性化することを明らかにした。さらに活性化したMitofusin2は小胞体とミトコンドリアの接着を促進することを示した。この研究成果はMitofusin2の遺伝子変異により発症する遺伝性ニューロパチーの病態解明につながることが期待出来る。
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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すべて 雑誌論文 (6件) (うち査読あり 6件) 学会発表 (12件) (うち招待講演 3件)
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巻: in press