公募研究
新学術領域研究(研究領域提案型)
(1)CeIZUMOの局在の解析:まず,CeIZUMO遺伝子の5'UTRと3'UTRをGFP遺伝子と連結させたレポーター遺伝子を作製して野性型オス線虫で発現させた.その結果,近位生殖巣に強いGFPシグナルが観察され,精細胞にCeIZUMOが存在すると予想された.次に,CeIZUMOの細胞質ドメイン内にFLAGタグを挿入したtransgene(TG)を作製し,得られたTGを変異体で発現させた.その結果,変異体の受精能がレスキューされ,FLAGタグがCeIZUMOの機能に大きな影響を与えないことを確認した.現在,抗FLAGモノクローナル抗体を使った免疫染色を行い,詳細なCeIZUMOの局在を解析中である.また,このTGを単一コピーでゲノムに挿入したトランスジェニック線虫も作製中で,CeIZUMO結合タンパク質の同定に使用予定である.(2)CeIZUMOと他のSPE-9クラスタンパク質との関係:SPE-9クラスタンパク質であるSPE-9およびSPE-42の細胞質ドメインに対応するペプチドをウサギに免疫して抗体を得た.現在,これらのペプチド抗体を使って免疫染色を行っている段階である.
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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血栓止血誌
巻: 23 ページ: 594-598
130003367333