研究領域 | 内因性リガンドによって誘導される「自然炎症」の分子基盤とその破綻 |
研究課題/領域番号 |
24117705
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
生物系
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
久保 健雄 東京大学, 理学(系)研究科(研究院), 教授 (10201469)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
9,620千円 (直接経費: 7,400千円、間接経費: 2,220千円)
2013年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2012年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
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キーワード | アフリカツメガエル / 再生能 / 不応期 / 自己免疫応答 / 免疫細胞 / PhyH-like / フローサイトメトリー / インターロイキン / オタマジャクシ / 再生 / 免疫応答 / 自己反応性 / FK506 / 非自己 / phytanoyl-CoA |
研究概要 |
アフリカツメガエル(Xenopus laevis)幼生は高い尾の再生能をもつが、発育段階で一時的に再生能を失う(再生不応期)。応募者らは不応期幼生を免疫抑制すると再生能が顕著に回復することから、不応期には、再生芽細胞が未熟な免疫細胞により「非自己」として認識・攻撃されるため再生能が失われることを示唆した〔Fukazawa et al. Development (2009)〕。しかしながら、どのような種類の免疫細胞により、再生芽細胞のどの分子が「自己抗原」として認識されるのかは不明である。 本研究では先ず、再生能を規定する免疫応答に関わる遺伝子を同定するため、ディファレンシャル・ディスプレイ法でFK506処理群(再生能あり)と無処理群(なし)の尾で発現が異なる遺伝子を検索し、新規遺伝子phytanoyl-CoA dioxygenase (XPhyH)-likeを得た。XPhyH-likeは不応期無処理群の尾の切断後に一過的に誘導され、その誘導はFK506処理で抑えられた。また、XPhyH-likeは血球分画で強く発現した。このことは、XPhyH-likeが不応期の尾切断端に一過的に浸潤し、再生を阻害する免疫細胞に発現することを示唆している〔Naora et al., Biochem. Biophys. Res. Commun. (2013)〕。 さらに、再生芽細胞が発現する「自己抗原」を同定する目的で、尾再生芽からフローサイトメトリーを用いて核相が4nの増殖細胞を単離し、RNA-seq法により発現遺伝子を網羅的に検索した結果、尾再生芽の非増殖細胞や尾芽の増殖細胞に比べ、再生芽増殖細胞選択的に発現する遺伝子断片を23個同定した。その中には ‘Eat me not’ホモログなど「自己抗原」の候補遺伝子や、再生芽増殖細胞維持に関わると考えられるインターロイキンが含まれていた。
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現在までの達成度 (区分) |
理由
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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