研究領域 | 「当事者化」人間行動科学:相互作用する個体脳と世界の法則性と物語性の理解 |
研究課題/領域番号 |
24H00895
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研究種目 |
学術変革領域研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
学術変革領域研究区分(Ⅰ)
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
高島 理沙 北海道大学, 保健科学研究院, 講師 (70779503)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
7,800千円 (直接経費: 6,000千円、間接経費: 1,800千円)
2024年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
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キーワード | LGBTQ+ / 物語性 / インターセクショナリティ / 発達 / 当事者化 |
研究開始時の研究の概要 |
多様性と包摂性が求められる今日、ジェンダーや性的少数者に対する理解は不可欠なテーマである。しかし、保健医療領域での研究は患者や被ケア者中心であり、実践者自らの視点や経験はしばしば見過ごされる。このギャップを埋める本研究は、性的少数者である保健医療者自身の〈物語性〉に焦点を置く。この新規的な切り口は、多様なアイデンティティが複雑に絡み合って発達する交差性の深い理解に貢献できる。質的研究法とクィア理論を組み合わせることで、既存の二元論的規範を超える新視点を提供する。これにより、性的アイデンティティの発達が専門職性の発達とその更新プロセスに与える影響、そして多数派規範との複雑作用が解明される。
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