研究領域 | 「当事者化」人間行動科学:相互作用する個体脳と世界の法則性と物語性の理解 |
研究課題/領域番号 |
24H00913
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研究種目 |
学術変革領域研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
学術変革領域研究区分(Ⅰ)
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研究機関 | 東海大学 |
研究代表者 |
倉重 宏樹 東海大学, 情報通信学部, 講師 (80513689)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
7,800千円 (直接経費: 6,000千円、間接経費: 1,800千円)
2024年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
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キーワード | 社会的供与-収受構造 / 少数派当事者 / 社会認識 / 社会的属性 / MRI |
研究開始時の研究の概要 |
社会の生み出す価値はその成員全体に届く必要がある.しかしこれは実際には実現されておらず,供給は偏っている.本研究はこの現象を「社会的供与-収受構造」という概念を軸に,実験科学的に分析する.具体的には,社会心理学実験によってこの構造の実際を明らかにし,MRI計測を用いてその背後にある脳基盤を同定する. 特に少数派当事者と呼ばれる人々は社会の生み出す価値から取りこぼされる傾向にある.本研究ではその原因を社会的供与-収受構造に求める.一方で少数派当事者は,その経験を通じてこの構造に対する"気づき"を得ている可能性がある.本研究はこの解明を通じ,誰もが生きやすい社会を作るための基礎となる知見を提供する.
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